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誤飲 友side
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うーん。
ベッドは嫌なのか。
かといって、独りになりたいって感じじゃないよな。
寝室に来て、クローゼットから客用の布団を一式取り出す。
それを持ってこっそりリビングへ戻る。
「ううっ・・・ふえっ・・う・・」
あれ?
「大和?泣いてんの?」
ソファに丸まっている大和に駆け寄る。
何で泣いてんの?
俺が1人で寝室に行ったから?
俺に、傍にいて欲しいの?
・・自惚れちゃうよ、大和。
本命が他にいるのに、やめてくれよ・・・
でも、
でも、
俺は好きなんだ、
好きだから・・・・
ババッとソファの隣に布団を敷いて、
ソファに横たわっている大和を抱っこして、
一緒に布団に倒れこむ。
「あ、や、ダメ
「この布団!客用だから!つっても数年前に終電逃した奴が使ったっきりだから!寝るぞ!今日は一緒に寝るぞっ!」
強引かな
でも、いいよなこれぐらい強引でも。
しかもなんかやたらと言い訳くさいこと言ってるし・・・
「ほんと・・?」
大和が俺の腕の中からこっちを見上げてくる。
その目はいつもと違い、とろん、としている。
「おう。お前、誰かが使った布団が嫌なのか?」
「白鷺さん以外・・ヤダ・・・」
なにそれ。
俺以外の奴が使った布団が嫌なの?
なんかそれ、ヤキモチみたいだよ大和。
都合のいい風に考えられる俺は、本当にオメデタイ奴だ。
そうやって意識を逸らそうとしていた。
「あれ・・・?」
気づくなよ。
「ん・・・・?」
気のせい、気のせい!
「白鷺さん、ちんちんおっきくなってる・・・」
バレたっ!
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