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告白
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兄ちゃんからLINEが来た。
今日は遅くなると。
夕飯は独りでか。
というかそれなら食べる必要無いな。
聞かれたら適当に食べたとでも言っとこう。
兄ちゃんが遅いということは、カミソリの準備を早めるということか。
自室へ入ろうとすると、竜巻だけでなくオロチまでもが邪魔をする。
「ワンワンワン!」
「キャンキャンキャン!」
2頭ともどうしたんだ?
僕は今から必要な儀式を行うんだ。
2頭の頭を撫で、
「ごめんな・・」
と呟き、彼らをリビングに閉じ込めた。
自室の前や中に入られると落ち着かないから・・
さっさと終わらせるので、リビングからは1時間も経たない間に出してやれるだろう。
自室の机の前に立つ。
ゆっくりと椅子に座り、引き出しを開ける。
そこには銀色の美しい刃を持つものがあった。
慎重にそれを取り出す。
安全刃では無いタイプだ。
刃がむき出して、なんだか安心する。
カミソリをゆっくりと手首にあてがう。
あとは、力を入れるだけ・・・・
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