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告白
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夢が予想外の展開をしたことに、動揺を隠せない僕。
急すぎるな、夢の展開。
普通もうちょっとストーリー展開がちゃんとしてるけど。
カミソリを持ったまま固まる。
あんだけ大音量にしていた音楽も止まっている。
あぁ、でも夢の中でも白鷺さんは素敵だなぁ。
あ、夢なら言ってしまおう。
「僕、あなたのことが好きです。」
夢の中の白鷺さんは驚きに目を見開いている。
「ふふ、夢なのにリアルだな・・・」
そう呟いて再び自分の手に目を落とす。
これで、スッキリできたらいいのにな。
カミソリを構える。
枯れることを知らない涙が更に溢れる。
「・・夢でも、会えて嬉しかった・・っ」
涙と鼻水でドロドロの顔をして、腕を振り上げる。
「大和っ!」
ガターンッ!!
「え・・・・・?」
突然僕の身体は、暖かいものに包まれた。
いい香り・・・これ・・白鷺さんの匂いだ・・・
夢なのに、こんなにリアルだ・・・
「夢なのに・・・
「ばっか!!夢じゃねぇ!本物の白鷺友だよ!」
「んうっ」
そう言って、熱い熱い唇が僕のそれを捉えた。
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