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告白
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「ん〜、どこから話そうかなー」
僕たちはベッドに腰掛けていたが、
「あの・・・」
「んっ?なんだなんだ?言ってみろ、大和。」
グイグイきた。
「あの、白鷺さんのうち、行っちゃダメですか・・?」
「今から?」
「はい・・・。ちゃんと・・最初から、やり直したい。」
「でもお前、身体が・・・」
「さっきまでは苦しかったけど、今は、身体の隅々まで満たされてる気分です。」
そう言って、思わず笑みがこぼれる。
「そっか。よし、しんどくなったら言うんだぞ?じゃあ行くか!」
そして、僕たちは白鷺さんの車に乗り込み、あの懐かしいマンションへとたどり着いた。
部屋に入ると、あの時と変わらない匂い。
「あ、那智に連絡しとけよ!犬の世話とかあるし。アイツ、めっちゃ心配してたし。」
「兄ちゃんと会ってたんですか?」
「・・うん。ちょっと座ろうか、温かい飲物持ってくるから。」
僕をソファに座らせて、白鷺さんはキッチンへ行く。
「あ・・」
寂しいな、そば離れたくない・・
ガタタンッ!
「痛った・・・」
ソファから立ち上がって追いかけようと思ったら、フラついてサイドテーブルに足をぶつけてひっくり返った。
どんくさ・・・
本当に高校生かってぐらいの反射神経だ・・・
テーブルに肘をついて立ち上がろうとすると、
「大和ッ!どうしたっ!」
白鷺さんがココアの袋を持って走ってきた。
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