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告白
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ゆっくりと上半身を起こす。
「白鷺さん、すみません。重かったですよね。」
僕の濡れた目元を指でグッと拭ってくれる。
「いいよ。重くないし。何より大和に触れられて嬉しいし。」
カーっと顔が熱くなる。
「ぼ、僕も・・です。」
「あはは、照れてる。・・あ、那智に連絡しないと。」
「あ、はい。」
そうだった、兄ちゃん。
僕は急いでスマホを取りに行き、兄ちゃんにLINEをする。
『今日は、白鷺さんの家に泊まります。オロチと竜巻のこと、お願いします。勝手なことしてごめん。』
「よし。」
「連絡できたか?飯するか。あ、それか先に風呂にするか。」
「あ、はい・・・えっ?」
「どうした?」
「兄ちゃんから電話かかってきて、ーはい?」
『大和か?今、白鷺さんとこいるんだよな?お前、大丈夫か?』
「・・うん。僕のこと助けてくれたんだよ。兄ちゃんも、ごめんな。心配してくれてただろ?ごめんな・・」
『何言ってんだ!兄ちゃんが弟を心配するのは当たり前だからな!あ、白鷺さん傍にいるか?ちょっと代わって欲しいんだけど。』
「うん。ー白鷺さん、兄ちゃんが代わって欲しいって。」
「え?俺?ーなんだよ、那智」
『ちゃんと助け出してくれたんですね、ありがとうございます。』
「いや、まだ色々話するのはこれからだけどな。那智こそ、俺の事信じてくれてありがとな。」
『はい。・・あの、大和は今、体力とか低下してるんですよ。』
「あ?ああ、そうだな。だいぶん痩せてるしな。」
『はい。だから挿入はしないで
『那智くん!プライベートに入り込みすぎだよ!』
「何やってんだよ、あんたら・・・」
『ー分かりましたって、小日向さん。あ、友さんそれじゃあ大和のことお願いしますね。じゃあ失礼します。』
「おう。じゃあな。」
そうしてスマホを返してくれた。
「兄ちゃん、なんて?」
「ん〜、お前のこと心配してたよ。・・あんまり無理させるなって。・・よし、飯食おうぜ。」
「はい!」
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