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告白
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結局、白鷺さんと一緒にサラダと豆乳パスタを作った。
と言っても僕はレタスをちぎるだけだったけど。
「うまいか?大和。味、薄かったら塩こしょう入れろよ。あ、フォークより箸のがいいか?」
白鷺さんはすごく面倒見がいい。
「いえ、大丈夫ですよ。ありがとうございます。」
自然に笑みが漏れる。
最近あまり食べてなかったので、少し残したけど、なんとか食べられた。
食後のお茶を入れてくれたので、ふぅふぅと冷ましながら、それを飲む。
「大和、話できるか?」
「はい。」
そして僕たちは沢山の話をした。
偶然目撃した諒太さんからのLINEメッセージ
僕はセフレの1人だと思ったこと
他にもセフレの人がいると思ったこと
僕に好きな人がいると思っていたこと
他の人が寝たベッドには居たくなかったこと
セフレでもいいから傍に居たかったこと
先に進むためにセフレ解消を提案したこと
セフレ解消は僕との関係を終わらせる為と思ったこと
「好きで、好きでたまりませんでした。勿論、今もです。」
僕たちは見つめ合う。
「俺も、どうやったら大和に好きになってもらえるか、どうしたらいいか、ずっと考えてた。もう、好きすぎておかしくなりそうだったよ。」
「こんな僕ですけど、どうぞよろしくお願いします。」
「俺こそ、よろしくな。」
僕は、差し出された白鷺さんの手をしっかりと掴んだ。
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