アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
告白
-
それから僕たちは別々にお風呂に入り、ソファで髪の毛を乾かしてもらっている。
「よし、できた。濡れてるとこないかな、風邪ひいちまうからな。」
ゴソゴソと僕の頭皮をまさぐる。
「ふふ、大丈夫ですよ。・・白鷺さんってすごく面倒見いいですね。」
「ん〜?いや、そんなことないよ。俺、基本的に自分のことは、自分でやれってタイプだから。今までこんなに人の面倒みたことないよ。そもそも部屋に人を入れるのもイヤだからな。・・でも、好きな奴のことって構いたくなるもんなんだって、大和と出会って初めて分かったよ。」
「そ、そうですか・・」
顔が熱い。
「あははっ、また照れてんのか、大和?」
「僕、こういうの慣れてなくて・・」
「ばっか!俺だって慣れてねぇわ。」
「百戦錬磨のように見えますが。」
「どこの武将だよ。言っただろ、お前は俺の初恋なんだよ。」
こちん、と額を合わせて、
「好きだよ、大和。」
と言われた僕は、その色っぽさに目眩がした。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
132 / 293