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濃密
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「んー・・」
今日も昨日と同じように白鷺さんの腕の中で目覚める。
たったそれだけのことなのに、すごく幸せだ。
昨日と一昨日でしっかり食べて寝たからか、すごく元気になった。
なんだか以前よりも元気なような気がする。
眠る白鷺さんの顔を見る。
綺麗な顔。
僕のこと可愛いとか言うけど、絶対に白鷺さんの方が綺麗だ。
こういう人を美人さんっていうのかな。
唇に指で触れる。
薄すぎず、厚すぎず、適当な膨らみ。
柔らかい。
そう思うと同時に僕は自身の唇を寄せていた。
ちゅ・・ちゅ・・
唇を挟むようにして、キスする。
好き・・白鷺さん・・好き・・・
「んむっ!」
するといきなり後頭部を掴まれ、僕の口の中に舌が入ってきた。
「んはっ・・あふぅっ・・んあっ・・・あっ・・」
驚いて口を開けると、喉の手前まで一気に進入してきた。
何・・?
寝ぼけてるのかな?
薄っすらと目を開けると、ギンギンに目を開いてこっちを見ていた!
「んっ、ぷはあっ・・し、白鷺さん!起きてたんですかっ!」
「いや〜、可愛いキスで起こされたから、つい・・な?」
にしし、と笑って僕を抱き締める。
「あ〜、毎日お前と一緒に居られるってホント幸せだわ〜。」
白鷺さんも、僕と同じように思ってくれてる!
嬉しい。
少しの間、ベッドの中でゴロゴロしてから、朝食を摂った。
食後、ソファで今日何をするか相談する。
「んー、どうすっかなぁ。」
僕は、ずっと考えてることがあった。
「白鷺さん、僕の希望を言ってもいいですか?」
「ん?いいよ、いいよ!何?何がしたい?」
グイグイきた。
「僕、だいぶん体力も気力も回復しました。」
「そうだなぁ。クマもないし、ゲッソリ感もマシだしな。遠出したいのか?」
「いえ、違います。
白鷺さん、僕とセックスしてください。」
ーあれ?
目の前の白鷺さんがこれでもかというほどに目を見開いている。
なんかおかしなこと言った?
あ、もしかしてプラトニック的な付き合いだったのか?
・・いや、それは無いよね。既に手とか口でやってるし。
何も答えてくれない事に不安が押し寄せてくる。
「あの・・ダメ、なら・・」
白鷺さんは僕の両手を握り、ソファを降りて僕の前に跪く。
「大和、本当にいいのか?男同士のセックスってどういうことか分かってる?・・もう、女を抱いたりできなくなるかもしれないよ?」
白鷺さんの言わんとしていることは何となく分かる。
別に一時の感情に流されている訳じゃない。
「セックスする相手は、今までも今後も、貴方以外、僕には必要ありません」
「おま・・めっちゃ男前だな・・」
「好きです、白鷺さん。」
「俺も、めっちゃくちゃ好きだよ。」
そう言って甘い甘いキスをくれた。
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