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恐怖 友side
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大和を部屋に置いて、車で那智と共に真田家へとやって
来た。
なんか、結構勢いで来ちまった所があるけど、仕方ない。
いつかは来ることになるだろうし、こう言う時には
きちんと挨拶をしておきたい。
「親父さんはいるのか?」
「いえ、父さんは仕事です。滅多に帰らないんで。」
ということはお袋さん、のみか。
那智について玄関へ入る。
「ただいまー。」
ダダダダダッ
「那智ー!あんた、今日早いって言ってたのに、何して
んのよー!お母さん、1人ぼっちご飯・・あらっ!お友達
も来てたの?!那智!お友達連れて来るならちゃんと連絡
しなさいよ!」
「うん。色々違うんだよ。」
全然噛み合ってないな!
「あの・・・」
「あらっ!ごめんなさいね、玄関で!こちらどうぞ!部屋が汚いけど、汚いっていう顔したら、即刻出て行ってもらうからね!」
あぁ、人の話をあんまり聞かない・・
お袋さんは那智と同じタイプだな。
リビングに通される。
お袋さんが言うようなことはなく、綺麗に片付いていた。
「じゃ、どうぞごゆっくり〜」
「あ、あのっ、お母さんっ!」
慌てて引き止める。
「あらっ!何かしら?」
「大和の・・・息子さんのことでお話しをしに参りました。」
その瞬間、母の顔色が真剣なものに変わった。
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