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繰威と七とキョンシーぬいぐるみ
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「七、見てみて」
繰威は七に手に大事そうに持っていたぬいぐるみを見せてきた。
「なんだそれ?」
「キョンシーのぬいぐるみだって」
「は?自分で作ったんじゃないのか?」
「僕、不器用だからぬいぐるみは作れないよ」
しゅんとなる繰威。
「それで?誰に作ってもらったわけ?」
「えーと、上層の誰か…かな?」
繰威は首を傾げて自信なさ気に伝える。
「ん?誰かってなんで疑問形なんだよ」
「見たことない式神が渡してくれたから」
「……すぅー」
七は息を深く吸い込んだ。
その行動に繰威は解らないようで首を傾げる。
「七?」
「知らない奴から物を貰うなって言ってんだろうがッ!」
「ぴゃっ!」
七は大声で繰威を怒鳴る。
前にもあったらしく七の怒りは半端ではない。
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