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匡灯の家から差ほど離れていない公園に小さな子供達が遊んでいた。
「ランドウ、子供だよ!」
「そうですね。楽しそうです」
「……」
「アスマさん?」
アスマが黙ってしまったからランドウはアスマの方を見た。
「俺も混ざりたい!」
「え?アスマさん?」
「楽しそうだから、俺も遊びたい!」
「…アスマさん、オレ達の姿は」
「ねぇねぇ、君達はどうしてそんな格好をしてるの?」
「え?」
公園で遊んでいた子供達がふたりの前に集まって来ていた。
「オレ達の姿が見えるんですか?」
「?なに言ってるの?」
「変なのー!」
「尻尾みたいふわふわぁ」
「あっ!尻尾は触らないでください!」
「ランドウ!遊ぼう!」
「……アスマさん」
「俺達も一緒に遊びたい!」
「いいよ!仲間に入れてあげる!」
公園に居た子供達と仲良く遊ぶふたりはそれはもう、楽しそうだった。
夕方になり、親が迎えにやって来た。
「バイバイ!あぞうにうんぞう!」
「バイバイ!」
「はぁ。少し疲れましたね…」
「そう?」
へらっとしているアスマにランドウは脱力した。
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