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そして、それから何日も何日もランドウの体質改善策を探すが一向に見付からないで月日は経った。
「悪い妖退治などは、難無く出来るようにはなってきたが…」
『すみません』
ランドウは力を使い果たすと、狛犬の姿に戻ってしまうのは変わらずに落ち込んでいた。
「もっふもふ!」
『あっ!アスマさん尻尾はダメです!』
「……もう少し、体力を付ければなんとかなるか?」
『匡灯様?』
「そうだな。ランドウに足りないのは体力だな」
『体力…』
「何故今まで気が付かなかったんだ。体力を付ければ備蓄もされるだろう」
『そうでしょうか?』
「ランドウ、体力ない!」
『す、少しはありますよ!式神として戦って来たんですから!』
「ランドウ、それでも体力ない!」
『……』
ランドウは落ち込んだ。
「ランドウ、帰ったら体力を付けるぞ?」
『はい。頑張ります』
「俺も頑張る!」
新たな体質改善策を思い付いた匡灯。その効果は果して現れるのだろうか。
end
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