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良「私…ですか?」
「あなたです。
お仕事が忙しく、家庭にまで気が回らないと
思います。
ですが、あなたが樹くんと話をしたいという
努力を彼に伝えるのです。」
良「そんなんでいいんですか?」
「父親の言葉、男の子にとっては心に響く
ものです。」
奏「…確かに。」
「なんでもいいんです。
今日はこうだった、昨日はこうだった
テレビが面白かった、とにかくなんでも
話、最後に自分の思いを心から伝えて下さい。」
良「でも、話しかけるなと怒鳴られたら…」
「お父さん、あなたは父親です。
息子に頭が上がらなくてどうするんですか?」
ここまで言うとお父さんは納得し、
頑張ってみると言った。
ひとまず今日の所は最初の事情聴取を
切り上げ、事務所へ向かった。
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