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「ねぇ兄ちゃん。」
「ん?」
「布団、2つないの?」
「あるように見えるか?いいだろ一緒のベッドで。」
「…そうだね」
こうして結局夜は陸斗一緒のベッドで
寝ることになった。
翌日休みを取っていた俺は、陸斗を車に
乗せて実家へ向かった。
久々に帰ると父さんも母さんもいて
快く迎えてくれた。
そもそも俺ら兄弟は血が繋がってない。
俺は母さんの子で陸斗は父さんと母さんの
子。
俺は除外されるべき人間だと思ってきたけど
そんなことなくて笑顔溢れる普通の家族として
ここまで来ている。
「ただいま。」
「あら!壱人お帰り!」
「おー壱くんお帰り。」
「ねぇ俺には??」
「あんたはいつもいるでしょうが。」
どうでもいい話に花が咲いて気付けば
1時間たっていた。
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