アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
2-18
-
帰ると、陸斗はいつも通り夕食の
支度をしている。
買ったプレゼントを自室に隠し
ケーキを隠しながら冷蔵庫に入れる。
「おかえり。なにしてんの?」
「いやっ!なんか飲み物ないかなーって!」
焦ってドアを閉める。
「俺も飲もうかな、なんか」
そう言って冷蔵庫を開けようとする陸斗を
静止する。
「なに?」
「いや、開けたらびっくりするよ。」
「じゃあ開ける」
「ダメダメ!!絶対ダメ!!」
「いいからどいて、びっくりしないから」
俺の言葉に耳を傾けず陸斗は冷蔵庫を
開けた。
「もしかしてこれ…」
「あーそうだよ。お前の誕生日ケーキだよ。」
その言葉に犬が尻尾を振ってるかの
ように目をキラキラさせて見つめてくる。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
49 / 142