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本当なら兄貴としてここで陸斗に
話しかけるんだろうけど、内容が内容な
だけに話しかけにくい
陸斗は、俺を犯したこと泣くほど
後悔してたのか。
じゃあ最初からすんなっつうの。
「とにかく、仲直りしろよ。
俺らずっとお前のこと見てきてんだから」
「ありがとう…」
だいたい友達に相談してたのかよ。
どんだけ奥手なんだよ。
もうこれ以上聞いていたくなくて
車を発進させた。
きっと今日は気まずくて陸斗も帰って
こないだろうし、俺も帰る気がない。
あんな話聞いちゃって、陸斗の顔が
まともに見れない。
いつから陸斗は俺のことが好きなんだ…?
俺のどこがいいんだ…?
そして俺達兄弟なんだぞ…?
わけわかんねぇ…
色々考えすぎて頭パンクしそう。
疲れた。
俺もあの家に帰る気が起きなくて、
事務所で書類整理しながら寝に落ちた。
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