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「おや、その後の子は彼女さん?」
おじさんが樹くんに問いかける。
「おじさん、彼女じゃないし男の子だよ。」
「これは失礼!ごめんね」
「だい、じょうぶです。」
うん、そんなに怖がってない。
とりあえず俺はエスプレッソと樹はカフェオレ
を頼んで席に着く。
樹は壁に掛けてある絵を眺めている。
「君、絵興味あるのかい?」
「えっ?あ、はい…」
「描いてみる?」
「えっ?!」
おじさんがそういうと樹くんの顔は明るくなった。
あんな顔するんだ。
「裏に書庫があるんだよ。
ここからの景色綺麗で書きがいがあるよ。」
「描いて…みたいです。でも…」
そう言って俺の方を見てくる。
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