アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
壱人vs新藤 1-7
-
宗方に礼を言って、とりあえず新藤が
動くまでは放っておく事にした。
結局あの日は樹も家から出たくないと言うから
デートは無しにして、お互い家で
気が済むまで電話した。
それで樹も少し安心したようだ。
「明日はどこ行きたい?」
「んー…おじさんのカフェはお休みだし…」
「ディズニーでも行く?」
「え?!ほんとに?!」
「樹が大丈夫なら俺行きたいんだけど」
「行きたい!」
「大丈夫か?」
「大丈夫、だと思う!
壱人さんいるし!」
さらっと惚れ直すこと言うよこの子は。
やっとひきこもりから出れて元気になって
明るくなったし喋るようにもなった。
最初のもごもごした喋り方もないし
今ははっきり物事言うようになったのに…
結局早く行きたいってことで
明日の朝7時に樹を迎えに行くことに
なった。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
105 / 142