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天使は絶対に無垢である前編
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「俺はお前が好きだ!」
いじめられていた幼なじみに言った台詞
「順ちゃん。僕をからかっているの?」
泥と鼻水まみれの幼なじみにキスをする
「好きでもない奴のこんなきたねー顔にキスなんて出来るかよ!翔太!もう一度言う!お前が好きだ!」
本気の告白に
「うんっ!順ちゃん。僕も君が好き!」
あいつは綺麗な笑顔を見せ
僕はこの幼なじみが好きになり
五年後
「何で…何で?…」
幼なじみは変わってしまった
「おお!今日も美しい…」
「我らの天使!」
男子校に降り立った天使と称される
学校のアイドル
天城翔太(あまぎしょうた)
「天城君。今日も頼む!」
「哀れな我らに天使の施しを!」
登校中の翔太は一緒に登校していた幼なじみの順也の腕を掴んだまま
「あの…おはようございます…」
挨拶する
「おおお!今日も天から降った鈴の音だ!」
「おお!我らの天使!今日も素晴らしい!」
「大袈裟な奴等…」
「順ちゃん、行こう。遅刻しちゃう」
「だな。馬鹿に付き合ってられない」
「黙れ木島順也(きじまじゅんや)!」
「貴様の事などどーでも良いわ!このモブめが!」
「どこにでもいるような顔の分際で天使と一緒に登校しおって!」
「うっせーよ!お前だって似たようなもんだろ?」
「順ちゃん。ケンカはダメだよ。また停学になったら嫌だよ」
潤んだ瞳で懇願する
「分かった。命拾いしたな!」
唾を吐き
一緒に校舎に入っていく
「あの不良めぇ~!」
「ったくうぜえ奴等だな!」
「ごめん…僕のせいで…」
項垂れた順也の頭を撫でる
「お前のせいじゃない。謝らなくて良い!」
「ごめん…」
「いやあー今日も賑やかだな!天使様の降臨は!」
「からかうなよ巽(たつみ)」
クラスメイトの矢島巽がからかう
「成績優秀!容姿端麗!スポーツも出来て性格も良くて正に天使!おお!我等天使様と同じクラスに恵まれ光栄の至り!」
「お前までうぜえ!お前の恋人に言いつけるぞ!」
「それは勘弁してください」
「矢島君は恋人とラブラブなんだね羨ましい」
「何々?天城は順也と上手くいってないの?…と」
クラスメイトの視線に声を潜める
「内緒の話だったな」
「ああ。ファンクラブの奴等がうるさいから」
「僕も堂々と付き合いたい」
「俺はどっちでも良い」
下校時間
「順ちゃんまだかな?」
一人待っていた翔太に
「翔太きゅん!やっと二人きりになれたね!」
見知らぬ男がすり寄ってきた
「え…?誰?」
「悪い!待たせた!…翔太?」
体育倉庫
「いやあっ!やめてやめて!」
服を引き裂かれ胸を撫でられる
「綺麗な肌だな。うん?この痕はあいつかあ…僕の翔太きゅんに何てきちゃないものを!」
翔太の白い肌に無数に付いたキスマーク
べちゃべちゃと舐め回し痕を消し去ろうとする
「気持ち悪いっ!止めて止めて!順ちゃんのキスマーク消さないで!」
「あんな奴!ぼぼぼ僕が本気になったら!」
ぶちゅぶちゅと唇を押し付ける
「やあっ!ん!」
ごりごりと股間を擦り付ける
「一緒に気持ち良くなろうね」
「嫌だ!順ちゃん!順ちゃん!」
順也を呼び続ける翔太に
ごきんっ
「悪い!先輩と話し込んでた」
後ろから現れた順也が男を金属バットで殴り付ける
「ひいいっ!貴様!」
「てめえ!よくも!」
がんっ
がんっ
ごきぃっ
鈍い音を立てて倒れた男に尚も金属バットを降り下ろす
「順ちゃんダメえっ!死んじゃうよ!」
「そうだな。おい!これに懲りたら二度とこいつに近寄るな!」
バットを振り回すと男は逃げていく
「順ちゃん」
「立てるか?いや。これでいくか」
翔太を抱き抱え
そのまま歩く
「ちょっ!順ちゃん!歩けるよ!」
「良いから黙ってろ!俺がこうしたいんだ」
「…ぅん…」
頬を赤らめ
嬉しそうに微笑む
「順ちゃん大好き」
「俺も…」
「ぢぐしょお!あいづめえ!」
スマホを操作し
サイトにアクセスする
「この手は使いたくはなかったが…」
「ただいま…よかった。居ないみたい」
自分の家に戻り
そっと中を覗く
「さっさと脱いで寄越せ。あの人に見つかる前に片付けたい」
「見つかったら?何がヤバイんだ?」
「にっ!兄さん!」
翔太に似た美形の男
「豊さんと…」
「私もいるよー!」
「篤弘(あつひろ)さんまで…」
「やあーだあ!本名で呼ばないで!あっちゃんて呼んでよ。って翔太君どうしたの?誰かにいじめられたの?」
髪をぐしゃぐしゃにし
薄汚れた状態で
しかも洋服は引き裂かれていた
「翔太!そうなのか?誰にいじめられた?お兄ちゃんになぜ言わないんだ?言ったら跡形もなく消してやるのに!順也!誰の仕業だ!さあ言え!今からそいつを消しにいく!」
「だからこっそりと片付けたかったのに…」
翔太が泣きそうな顔をする
「どうした翔太?どこか痛むのか?」
俯いた翔太に豊が心配そうに覗き込む
「豊さんがおっかない話をするから」
じろりと睨む順也
「ホラホラ!先ずは中に入って!お風呂に入りなよ!」
篤弘にうながされ
順也が風呂を洗い沸かす
「風呂が沸いたぞ」
「順ちゃんも一緒に入ろう」
「分かった」
翔太に促され
一緒に準備すると
「翔太!お兄ちゃんと一緒に入ろう!お前の玉の肌に傷がないか調べるから!」
「僕は順ちゃんと一緒が良いの!」
「そういうわけだから豊さん」
「じゃあ一万歩譲って三人で入るか」
「どんだけ譲るんだ?」
「兄さん…三人だと狭いよ」
「そうじゃなくて…俺は二人で入りたい」
「…僕も…」
互いに見つめあう二人に
豊はムスッとした表情で
「はいはいはい!人の恋路を邪魔する奴は馬に蹴られて死んじまえってね!」
豊の耳を引っ張り
「早く入りなよ。その間にご飯の用意をしておくから」
「ありがとうございます」
「順ちゃん恥ずかしいよ」
「いつも見てるから良いだろ?あいつに傷を付けられていないか確認する」
胸を撫で
鎖骨に唇を落とすと
「んっ!」
翔太はピクリと震える
「ふ…ぁ」
「感じてる?」
「うん…」
モジモジと膝を擦り合わせる
「順ちゃんが触ってくれるから」
「どうした?」
「こんなになった」
立ち上がりかけたぺニス
「それって悪いのか?」
「ううん。順ちゃんが好きな証拠だから」
笑顔を見せる翔太に
「宜しい!ご褒美だ」
順也がペニスをくわえる
「ふあっ!ああっ!」
ちゅぷっ
ちゅくっ
ちゅくっ
ちゅるるっ
「ひゃんっ!ああっ!順ちゃん好き!好き!大好き!」
「ああ。俺も…」
好きだった
「のぼせちゃった…」
「ちょっとはしゃぎすぎたな」
翔太の髪を乾かす
「同じシャンプーの匂いだ」
翔太の髪の匂いを嗅ぐ
「同じシャンプーを使ったからだよ」
「同じシャンプーを使ったのに髪の質が違うな」
「順ちゃんてば女の子みたいな事を言うね」
「朝のセットに時間がかかっていやなんだ」
「僕は好きだよ。順ちゃんの全部が好き」
順也に抱きつく
「俺…」
「いつまでいちゃついてんだ!さっさと飯を食え!」
「ごめん兄さん!」
パタパタとスリッパを鳴らしテーブルにつく
「あ…」
順也がなにかを言おうとするも
「順」
豊が止める
「お前あいつと別れようだなんて思ってないだろうな?」
「思ってます。俺から告白しておいてなんだけど、あいつは変わってしまった。俺の好きだった。翔太は居なくなった」
「だったら何故言わない?同情で付き合うのはあいつを傷付ける!」
「わかってます。あいつを泣かせたくないから、まだセックスはしてません」
「散々痕を付けておいてか」
「入れてはいないし」
「お前なあー!兄貴の前でよくもそんなことが言えるな!」
「だって隠したら隠したで尋問するでしょ?」
「もういい!殴らせろ!顔が変形するまで殴らせろ!」
拳を振り上げた豊に
「兄さんなにやってるの!」
「しょ…翔太…」
翔太が叱りつける
「順ちゃんに乱暴したら許さない!」
「お兄ちゃんは翔太が弄ばれてないか心配で…」
「僕的には弄ばれたい」
頬を赤らめる
「順ちゃんになら何をされても良い。欲望の赴くまま盛りのついた獣みたいに激しく求めて欲しい」
目の中にハートをキラキラさせる
「可愛い顔をして物騒なことを言うな!」
「おまっ!おまっ!よくも俺の前で天使のような俺の弟を妄想で汚しやがって!」
「あんたも妄想が激しいな!俺にそんな趣味はない!」
「あんた達遊んでないでさっさと食べな!」
「はーい!ほら行こう順ちゃん。兄さんなんかの相手を真面目にしちゃダメだよ」
「そうだな」
「いいか!翔太を泣かせたら俺が許さないからな!」
「もう兄さんたら!順ちゃんが僕を泣かせる何てあり得ない!」
「そうかな?」
俺が別れようって言ったらお前は絶対泣くだろう?
「んっ!ふ…うぅ…」
互いにキスをし
互いの肌にキスマークを付ける
「んっ!順ちゃんはすぐに消えちゃうね」
「お前が下手なだけじゃないのか?」
「順ちゃんはテクニシャンだね」
無邪気に笑う
「ね。順ちゃん、ここ使って良いよ」
自分で膝裏を抱え
白い尻を見せる
「毎日きれいにしてる」
「いや、良い。俺は擦りあいだけしたい」
互いのペニスを擦り付ける
「順ちゃんもしかして…」
「どうした?」
くちゅ
亀頭を押し付け
裏筋を擦る
「あっ!くぅ…」
「あうっ!んん」
「はあっ!ああっ!」
くちゅっ
くちゃっ
互いのペニスの先走りの湿った音が
耳にダイレクトに響き互いの腰の揺れも強くなる
「んああああっ!順ちゃん好き!好き!」
「しょう…た!」
互いの下腹部を精液で汚す
「はあっ!はっ!」
「はあ…順ちゃん…」
順也にキスをする
「翔太を汚したな」
ティッシュで下腹部を拭う
「ファンクラブの奴等が見たらキレそうだな」
「あんな人たちは関係ないよ。僕は順ちゃんの恋人何だから」
「そうだな」
翔太にペニスをしゃぶられる
「んふ…順ちゃんの精液美味しい」
「あいつらに見せてやりたい」
この天使のこの淫らで綺麗な姿を
「えええーっ!別れたいーっ?」
「声がでかい!」
翔太が席をはずしている間に親友の巽に告白する
「何で?あんなに可愛い子。まあ俺の恋人には負けるけど」
「のろけるな!俺、他に好きな人が出来たんだ」
「へぇ…」
「告白もした。返事はまだ待って欲しいって」
「お前なあー!ちゃんと別れてから告白しろ!」
「言おう言おうとは思ってる。あいつの兄貴にも気持ちはバレてるし」
「あのブラコン兄さんだろ?前に見たがあの人も美人だよな。キレたら怖いんだろ?」
「柔剣道の有段者で刑事」
「怖!」
「でも俺はあいつは幼なじみで親友なのは変わりないし…それに…」
「それに?」
「あいつのフェラスゲー気持ちいい」
「このクズ!俺がお兄さんの代わりにお前を絞める!」
「止めろって!」
「矢島君!何してるんだよ!順ちゃんが死んじゃうよ!」
「ふざけてるだけだ」
「親友のクズっぷりに怒りがわいただけだ!君もいやがれ!」
「何の話をしたの?順ちゃんは優しいよ?」
「ほら。同意なら問題ないだろ?」
「いいや!俺は許せないね!天使みたいに純粋な天城君に何て事を!」
「天使じゃないよ!順ちゃんは僕の神様だけど」
「悪魔の間違いだろ?」
「おい」
「それに純粋なのは順ちゃんだよ。僕らまだ最後までいってないし。順ちゃんは僕を傷付けたくないんだね」
「最後までいったら引き戻せない」
「やっぱ殴る!こいつぶん殴る!」
「何でーっ?」
放課後
「や…やあ…」
一緒に下校していた順也と翔太の前に現れた
「ひっ!」
「てめえ!」
翔太を犯そうとした男で
「ままま待ってよ!確かに強引すぎた僕も悪かったよ。でも木島君も酷いよ。僕は全治一週間の怪我を負っちゃった。ほら診断書」
「慰謝料か?だったらこちらも請求したい」
「わああああっ!暴力を振るうのかい?また暴力事件を起こしたら君は退学なんだろ?」
「順ちゃん!」
「…ちっ」
翔太にも止められ
順也は拳を収める
「僕にだって後ろめたい所はある。だからあそこでゆっくり話をしないか?」
道端に止められたワゴン車に誘う
「怪しい…翔太。豊さんに電話しろ」
「う、うん」
電話をかけようとした翔太に男が襲いかかり
「てめっ!」
止めようとした順也に
ワゴン車から現れた男達が順也を殴り
「げふっ!」
腹を蹴り
ワゴン車に引きずり込んでいく
「順ちゃん!」
順也を呼び
男を睨む
「そんな顔をしないでよ。僕だってあそこまでする人たちとは思わなくて」
「ぎうううーっ!」
ワゴン車の中から聞こえるくぐもった悲鳴が上がる
「やだああーっ!順ちゃん!順ちゃん!」
翔太もワゴン車に自ら乗り込む
「おい!早く乗れ!」
「う、うん!」
男が素早く乗り込むと
ワゴン車は発車し
どこかへ去っていった
続く
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