アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
2−11
-
———おしおきってさ。
耳元で声がする。壁に上体を預けた俺はひくんと反応する。
「すげぇエロいと思わねぇ?まるでさ、ソーユーことのためだけに作られた言葉、みたいなさ」
「しらなっ…!」
「そうかぁ、知らないのか、辰綺は。じゃあ今から教えてやるよ、いーーーっぱい、な」
「ひゃぁあっ!」
アラタの細い指は、今は俺の穴の中にある。最初は一本。次は二本、その次は、と増やして今は四本入っている。そして、最悪なことに。
………どっから出して来た…!!!
俺のソレにはリングがついている。もちろん、俺は後ろいじられればすぐに勃起するような奴だからすでに痛いほどだ。食い込んで、震えて、だらだらと蜜垂らして、
…………だらしねぇ
でもすぐに喉からは声が出てしまう。
「うっ…く、ぁ…!ぁら、たぁ!!」
「なんだ?どうした?気持ちいいだろ?腰揺らしちゃうくらいだもんなぁ」
「うるさっ…あ、あぁっ、ひゃぁあ!!!」
「あぁ、ダメだぜ。壁なんかに擦り付けちゃ」
ぐいと腰を引き寄せられて、無意識の内に擦っていたのを止められる。
肩が上下して、息は荒い。
視界は涙と湯気でくらむ。
……俺、最近我慢すんの多いなぁ
ぼんやりとそう思う。
顎をすくわれて、後ろを向かさせられる。触れるだけのキスをして束の間の休息を得た。けど、ソコから指は抜かれていて、それが意味するのは
「〜〜〜っ!!!」
声が出ない。背を反らしてそれに耐えた。
「んっ…お前、アツイな…」
「そりゃ…ふろば、だもん……」
ちらりと見える自分の身体はほのかにピンク色だ。壁に手をついて、また顔を背ける。背中に唇の感触がしたかと思えば、律動に全身が震えた。
「あっ、あっ、あぁぁ…!」
「辰綺、綺麗だ…もっとヨガれよ…気持ちいいんだったら、そう言えよ…」
「アラタぁ!も、無理、んぁあ!」
アラタのも、充分でかい。それがもっとでかくなって出入りしてるんだ。しかも的確に前立腺をついてくるから、おれはただあえぐ。
もう立ってられなくて、俺はズルズルと膝をついた。けどすぐに起こされて、アラタはバスチェアに腰掛ける。
もちろん、俺は挿入されたまま、アラタの膝の上で。
「やぁあぁ!だ、めっ、それ、おく、あたって!!!」
深く深く、繋がってしまうということで。
自分の体重が全部乗っかって、奥の奥にアラタのソレがあたる。つま先まで伸びて必死に快感に耐えるけどそれももう限界が近い。
…なのに………!!!
イケない
どうしても、イケない。
「アラタぁ…!!」
「だぁめ、そんなに甘い声出しても。これはさ、オシオキなんだからよ?」
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
20 / 85