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外は、雨だった。
傘は持ってないし、天気予報も見てなかった。
はぁ、ってため息をついた。
涙が出そうだった。
でも、それはどういう感情?
先輩が印象とは真逆で悲しい?
好きだからふられた気分?
もうダメだ。
そう思い、雨の中外に出ようとした瞬間‥‥。
?「海希!」
名前を呼ばれた。
この声は‥‥ 「先輩‥‥!」
運が、悪かったかも。
──────────────
裕樹「どうしたの?帰らないの?」
海希「あっ‥‥かえ、り、ます‥‥。」
裕樹「何かあった?暗い顔して‥‥。
心配だよ‥‥」
息が詰まった。
先輩は、普段通りに話しかけてきた。
もしかしてあれは見間違い何じゃないか‥‥。
そう思った瞬間、先輩が抱きついてきた。
裕樹「覗き見なんて趣味が悪いねぇ、
感心しないよ。遙は気づいてないからいいけど。
ばらしたら許さない。」
ひゅ、って息がつまった。
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