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大混乱中!
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面白い?俺が?
初めて言われたけど……
いや、そうじゃなくて!
「保健室、あ!その前に先生に
職員室へいって病院に行った方が
良いかも、早く行こう」
四堂君の腕を掴んで急いで教室を
出ようとするのに何故かそれを
拒まれる。
「待ってよ、石川君。落ち着いて」
「だ、だっ、だって!
手遅れになったりしたら!!」
動きの緩慢な四堂君の腕を
強引に引っ張ると反動で
もつれる様に机ごと二人で
倒れてしまった。
「わ、わ~~~~っっ!!」
ガタガタっっ!!
――ぽふっ。
ぽふ??
倒れた拍子に何かが俺の体に
落ちてきた。
無意識に触ったソレは想像の範疇を
遥かに超える代物。
もう一度、悲鳴を上げながら
放り投げてしまった。
「ギャー!な、ナニこれ!?」
恐る恐る
改めて目視するとそれは――
カツラ???????
何でこんなトコに?????
もうひたすらクエスチョンマークの
オンパレード。
「痛~~~ッ」
遅れて立ち上がった来た人物を見て
今度は頭が真っ白に。
だって、目の前にいる
金髪で緑の目をした子は
どうしたって外人の子供にしか
見えなかったからだ。
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