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誘惑。
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「そんなこと無い。」
鳴ちゃんは真っ直ぐに、俺の方を見て、真剣に言う。
耐え切れなくなって俺が目を逸らす。
「目ぇ、逸らすなよ。」
頬っぺたを両手で挟んで、鳴の顔の目の前に持っていく。
少しでも前に出れば、キスしてしまいそうだ。
かぁっと熱くなる頬。
「で。どうなの?買われてくれんの?くれねぇの?」
両手をぱっと離したかと思えば単刀直入に聞いてくる。
困る。
悩む。
「…じゃあ、一日100万でどうだ?
…理玖の一日、一日を、俺が100万で買う。
嫌になったら、やめたらいい。」
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