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帰ってきました
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「ただいまー」
「あ、おかえり・・・っくしゅん!」
買い物袋をぶら下げて部屋に入ってきた西村を迎えたのは、福田のくしゃみだった。
西村は福田の鼻先が自分と同じく紅く染まるのを見て、何と無く福田の頬に手を添えてみた。
「・・・って、なんでこんなに冷たいんですか?」
「いやぁ、実はさっきちょっと・・・雪だるまを庭で、ね・・・え、えへへー・・・・・ッ!!」
福田がバツが悪そうに目線を泳がせると、突然西村が福田の冷め切った体を抱きしめた。
「あーあ、こんなに冷たくなっちゃって・・・ったく、この寒いのにこんな薄着で外出るなんて、アンタって人は本っ当にどうしようもないですね。」
「なっ!ひど・・・んむッ」
反抗しようとした福田の唇を西村の唇が塞ぐ。
「ンンンン!んっ、ぅう・・!」
驚いた福田が抜け出そうともがくが、いつの間にか腰と頭の後ろに腕が回されていてびくともしない。
「ん、ぅ、ふ・・・ッ・・・」
次第に酸素が足りなくなって抵抗していた腕の力が抜けてくる。
「ふ・・ハッ・・・福田さん、目がとろけちゃって・・・かーわいい。」
「だ、れのせい・・・っ!」
「そりゃあ俺のせい、ですよね?ククッ・・・ほら、風邪引いちゃうと悪いですからシャワー浴びましょっか?」
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