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朝ご飯
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次の日の朝、キッチンで西村が朝飯を作っていた。
俺には匂いというモノがわからないが、食卓に並べられた料理はどれも美味しそうに見えた。
その時、ドアがゆっくりと開かれ、寝巻き姿の福田がのそのそと入ってきた。
見るからに眠そうで・・・腰を押さえて歩いている。
「おはよ・・・航太くん。」
「おはようございます。もう少しでサラダできますから、座って待っててください。」
西村が野菜を皿に盛りつけながら言う。
福田が食卓の椅子に腰掛け右目を眠たそうに擦っていると、綺麗に盛りつけられたサラダが目の前に置かれた。
「出来ました。じゃあ、一緒に食べましょうか。」
西村は福田と向かい合わせの席に座る。
「ん・・・いただきます。」
「いただきます。」
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