アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
お留守番
-
数日後。
朝起きると雪で一面真っ白な庭に、福田は年甲斐もなくはしゃいでいた。
「ねえ航太くん!見て外!雪だよ!」
「はいはい・・・まったく、いつもは寝起き悪いのに、こういう時だけテンション高いんスから。」
「だって!こんなに積もるのは久しぶりだから。それに、君今日は仕事休みでしょう?外出しなくていいならこの美しい景色を楽しんだ方がいいじゃない!」
福田は目をキラキラさせて言う。
雪ではしゃぐとか、何歳なんだよこの人・・・。
「へーへー。あ、でも俺今日ちっと出掛けないと。買わなきゃいけないもんがあるんで。」
「そうなの?僕も一緒に行っていい?」
「え!あーっと・・・。そッ、外、雪降ってるから寒いし転んだら大変ですよ!俺1人で行ってきます!すぐ戻るんで!ねっ?」
「? そう?じゃあお留守番しとくよ。」
福田は一瞬怪訝そうな顔をしたが、すぐに了承した。
にしても、西村のやつ何であんなに焦ってたんだ?
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
10 / 12