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「ねね、ゆーちゃん」
「何?」
「RIOT(ライオット)んとこが裏切り者とっ捕まえたんだってー!ただでさえバカの集まりなのに、どんどん情報流れていくんだから焦っただろうねぇ」
そのせいで俺は疑われてひどい目に遭いそうだったけどな。
「ま、よかったねぇ捕まえられてー。今回の裏切り者の情報も、MOONがあげたらしいよー!しかもしかも、そいつの次の行動パターンまでドンピシャだったんだって!」
「へぇ」
そんなことよりこの野菜ジュースうまい。
ハマりそう。超うまい。
「あれーゆーちゃん反応うすー!」
「興味ないし。」
「ゆーちゃんってばMOONのことになると冷めてるんだからー。今あちこちで話題になってるんだよー?俺たちんとこでもー」
へぇ?それは初耳。
「晴人のチームもMOONから情報もらおうとしてんの?」
「うん、むしろ族に入れさせるって総長がー」
「っぶっ!ごほごほっ、は!?」
野菜ジュースが気管に入った!
ってそれよりなんだとぅ!?
「ゆーちゃん大丈夫ぅ?なんだゆーちゃんもMOONに興味あるんじゃーん!」
……こいつがバカでよかった。
じゃなくて!
「なぁ、それホントに総長が言ったのか?入れさせるって?族に?」
「そーだよー!情報を買いたいって言って呼び出して、そんで入れさせるって!」
わお、超ありがたい情報をどうも。
おかげで無理矢理blazeに入らせられることを回避できるよ。
にしてもあの総長が、か…………
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