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「そろそろ出来・・・・・おおっ!!」
思った以上だ
ソファーで眠るひよこ兄弟
可愛い・・・・可愛過ぎるっ!!
動画を撮りたい・・・・マジで撮りたい
「しかし、同じ格好で眠るんだな・・・・さすが兄弟」
しばらく鑑賞しよう!
変態みたいだけどそれでもいい!!
「・・・・・・・・・・・んっ」
翔が起きてしまった
「寝てた・・・・・」
「んっ・・・・・・・」
繭も起きた
可愛いぞ!!!
「寝てた・・・・」
同じ事を言う所も可愛い!!
「幻月・・・どうしたの?」
「い、いや・・・・・起こそうかどうしようか悩んでた」
「そうなんだ」
実は鑑賞したかった・・・・なんて言えない
「食事が出来たぞ」
「うん、お腹すいた!」
「うん」
フード被らせたいな
被らせたいな・・・・・絶対可愛いはず
「幻月?」
「あ、あはは・・・・何でもない」
「?」
リアルひよこ・・・・・人間タイプ
やばい・・・・・鼻血出そう
「大丈夫?」
「あ、ああ・・・・ごめん」
何してんだ俺はっ!
危ない世界に片足突っ込んだ気分だし
「美味しそう」
「うん、すごいね」
「座れ」
「うん」
「お前達はジュースな」
「わかった」
りんごジュースをグラスに注いで二人に渡した
「じゃ、繭・・・退院おめでとう!それとこれからよろしく!」
「ありがとう」
「乾杯」
料理はりんごをふんだんに取り入れてみた
りんごは料理にも相性がいいしね
その料理を美味しそうに食べてくれるひよこ兄弟
見ているだけで幸せだ
「美味しい!」
「すごく美味しいね」
「そうか、たくさん食べろ」
「うん、繭これ美味しいよ」
「うん」
幸せだ・・・・・
「幻月、携帯鳴ってる」
「あ、ああ・・・・」
誰だよっ!
めんどくさいなっ!!
携帯を見つめ、仕方なく出ると昔の知り合いからだった
あっ・・・今日は同窓会だった事をすっかり忘れていた
でもな・・・・二人が心配だしこのひよこパラダイスに居たいのに
「はぁ・・・・・・」
「どうしたの?」
「昔の連れからなんだけどさ」
「うん」
「今日、小学校の同窓会だった」
「同窓会?」
「いや、断ったんだけど・・・・はぁ」
「鳴ってる」
「・・・・・・・・・・・・・・・・」
連れには欠席と言う言葉がわからないらしい
「行って来れば?」
「はい?」
「同窓会なんでしょ?」
「そうだけど」
「んで、適当に話して帰ってくればいいと思うよ」
「でもな・・・・・」
「俺は信じてるから」
「当たり前だ!ん~~~~、面倒臭いな」
「本音を言っちゃったよ」
「言っちゃったね」
「同窓会だしな・・・・・顔とか覚えてないかも知れないだろ?」
「好きだった子が結婚してたりしてねー」
「それはいいんだ・・・ただ体型が変わってたら笑うかも」
「それはありそう、でも逆もありそう」
「どう言う事?」
「だからさ、昔太っていた人が痩せて美人になってたりとかさ」
「あ~、あるあるだな」
「だよね」
「と言うかすっかり忘れてたし」
「とにかく行って来たら?」
「じゃ、顔だけ見せてすぐに戻るから絶対外には行くなよ」
「わかってる」
「繭も今夜は早く寝るように!」
「はい」
仕方が無い
行くだけ行って早く帰ろう
合コンじゃないんだし、嫌な事は起こらないだろう
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