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俺を避けていく雪華。
ここはムカつくがプロに聞くしかない。
いつも雪華を診てくれたあとベランダで伊織と話す。
今までは雪華の話す事や小さな変化などを一方的に聞くだけだった。
でも、知っていかないと何も始まらない。
「なぁ。雪華の事なんだけどさ、、、」
ふぅ、と煙草の紫煙を揺らす。
雪華と暮らすようになってから控えるようになった煙草。
禁煙も悪くない、と思うようになったがそうでも無かったらしい。
「最近避けられることが多くなってきたんだ。」
「どんなふうに?」
今までの一連のことを全て伊織に話した。
「あんな顔真っ赤にして怒って。俺にはどう雪華に接していいかわからない。
雪華は俺じゃダメなんだよ」
伊織にだけは吐き出せる弱音。
「ふはっ。バカか」
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