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隣に
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カランカラン
陽『ん?悠乃じゃねぇか。』
悠乃『やっほぉ』
カウンターの席に座り頬杖をつく。
陽『なしたんだよ…
てかよくここまで来たなその様相で。』
悠乃『まぁ多少は殴りかかってきたけどね。』
陽『何飲む』
悠乃『んー、カクテル』
陽『お前これホント好きだよな』
悠乃『美味しいからねー』
無言で一口飲むと陽さんに心配掛けたみたいで。
陽『お前本当になした?元気ねぇし』
悠乃『僕のせいで喧嘩してばっかりでさ』
陽『王子様と?』
悠乃『ふふっ…
啓司は王子様だけど僕は汚いただの人、
無理だったのかな?王子様の隣に居ようなんて。』
傍から聞いたら訳の分からないことを言っている。
だが陽さんは理解してくれただろう。
陽『お前のどこが汚いんだ?ただの人にも見えねぇ。』
悠乃『何言ってるのさ、そのまんまでしょ』
陽『汚ぇヤツはそういう事さえ考えねぇよ。』
悠乃『…やっぱり陽さんは陽さんだなぁ』
陽『仲直りしねぇまま来たのか?』
悠乃『ん、明日謝りに行こうと思って。』
陽『そうか、無理はすんなよ』
悠乃『うん』
陽『店閉める時間までいろよ?車で送ってってやるから。』
悠乃『本当?ありがとう!』
陽『おう。』
それからたわいも無い話をして送ってもらった。
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