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大切な
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晟良さんのスマホに連絡がかかってきた。
晟良『はぁ?!迷子だァ?!お前ら…馬鹿だろ』
そんな会話をしながら僕達に
晟良『好きなの飲んでていいから二人でゆっくりしてろ、俺は迎えに行ってくるから』
そう言って出ていってしまった。
この店にまだ何人か紅蓮の下っ端の人がいるけどいいのかな。
啓司『お前さ。』
悠乃『ん?』
啓司『なんで元々いたのに抜けたんだよ。』
わからないと言った顔をして聞いてきた。
悠乃『それは、晟良さんの次に啓司が総長になるって決まったからだよ。』
啓司『は?俺とやるのがやだったのか…?』
悠乃『ちがうちがう、大切な啓司が傷つけられてるのを見るのが嫌だったからだよ。』
大切な。
啓司『っ、じゃあ何で戻った。』
悠乃『毎日僕を蚊帳の外にして、どっか行くのが寂しかったから?かな。』
ひとりは嫌だし。
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