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仲直り
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着いた場所は、紅蓮。
集まる場所って紅蓮だったんだー?
確かに、無駄に広いなとは思ってたけど。
ざわざわ騒いでるのが外まで聞こえる。
二人で無言でドアを開けると、音がピタッと止んだ
啓司『よう。』
挨拶をする啓司。
莉音『あーっ、やっほー!!ゆーちゃん可愛い♡』
真っ先に僕のところにくるリーちゃん先輩。
はるちゃんはー…っと、この前意地悪言っちゃったから寄っては来ないのか。
少し寂しい気もするけど…謝ったほうがいいよね。
《あー!!!まさか悠乃さんっすか?!!!》
《うわ!ひさしぶりっすね?!》
《帰ってきてくれたんすか?!!!》
という沢山の知り合いというか、友達の声と。
《誰?》
《知らねーけど弱そう、、》
《なんで総長と一緒に女が入ってきたんだ…?》
《かのじょ、とか??》
《莉音さんとかと仲いいみたいだけど…》
という感じの声も聞こえる。
弱そうとか心外だな笑
てか、女の子だと思われてる?!
とりあえず先に遙に近づいた。
悠乃『ねぇ、はる。』
遙『っ?!…悠乃、なんだよ。』
悠乃『あのね、あんな意地悪言ってごめん。
もう絶対しないから、許して欲しい。』
いつもの間延びして軽い感じもなく、真面目に。
遙『?!あれは、俺が悪いし…
あー、先に謝ればよかった。カッコ悪ぃ…』
頭を抱えてしゃがむ遙。
悠乃『ふふっ』
遙『ごめんな、あんな事言って。』
しゃがんでる所から見上げて言ってくる。
許してもらえた?かな。
よかった。
悠乃『仲直りぃー♪』
遙『ちょっ…』
手を取り、仲直りという意味でぶんぶんする。
そしたら、遙の顔は真っ赤に染まった。
そこで、
?『あの、誰??』
僕のことを知らない人が代表してか、話しかけてきた。
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