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俺、が■いんだ。
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ガチャと扉の開く音で目が覚める。結構長く寝ていたようで外はもう暗くなっているのが目蓋越しにわかる。
「あれ?館川寝てる?おーい。」
うるさいな・・・
「寝てる。」
「起きてんじゃん。」
と笑われる。いつもならその笑い声につられて笑ってしまうのだが今日はどうにも笑えなかった。
むしろ、イラついてくる。
「・・・・・・。」
「もしかして怒ってる?ごめん俺なんかしたっけ。」
そういうところだよ。
「あぁ遅くなっちゃった事?結構暗かったからさ。佐山さん送ってきたら家と逆方向でさー。」
「そういう所だよ!」
そういう誰にでも優しいところが!
「えっ・・・?何のこと?」
違う、桐山が悪いんじゃない。
悪いのは俺だ。
勝手に嫉妬して、イライラしている。
「・・・帰る。」
「遊んでいかないの?」
「帰る!」
ベッドから飛び起きそのまま桐山の家を走り出る。
親友に彼女が出来た時の嫉妬ってどうすればいいだろうか。
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