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鳴いた赤鬼と鳴かない青鬼 (25)
全27ページ読了時間:約26分公開:2014/01/16 12:02更新:2015/11/05 20:27
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概要
「お前は俺の全てだった」
赤鬼くんには、青鬼くんしかお友達がいませんでした。
赤鬼くんにとっては、青鬼くんが全てでした。
それはまた逆も然り。
しかしそんなある日、人間と友達になりたい赤鬼くんは思うのです。
赤鬼くんは、どうしたら人間と仲良くなれるか考えました。
青鬼くんは、赤鬼くんのためにと色々尽くします。
だって、それは、赤鬼くんにがとっても大事だから。
大好きだから。
この思いは止められない。
だけどいつしか、青鬼くんは思ってきます。
「なんで赤鬼には俺がいるのに、他を求めようとするの?」
大切にしたいのに、止まることのない、切ない恋のお話。
「赤鬼は俺だけを見ときゃいいんだよ……」
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