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有名なふたり
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都内にある一つの大きな山の上に建つある学園は全寮制で初等部から高等部までエスカレーター式という珍しい学園だった。
そこにはお金を持っている人しか入れないのであまり常識人がいないとか、いろいろな噂がある。学園はお城のような造りで敷地も広く警備が厳重にされていて学園の中がどうなっているのか、その事を知っているのはわずかにしかいない。
そんな学園に有名な2人がいる。1人が成田雪夜、見た目が怖く、無口なためあまり周りに人がいない。けれど顔は美形だし身長も高くガタイもいいため凄くモテモテ(もちろん男の子に)。そしてあと1人が林夏樹、見た目が癒し系でいつもふわふわした茶色い髪の毛をなびかせていろんな所で寝ている。可愛い顔立ちに笑顔を耐えさないためこちらもモテモテ(もちろん男の子に)。
そんな2人はすごく有名。高等部はもちろん、中等部、初等部でもきっと知らない人はほんのひと握りしかいないだろうというぐらい有名だ。
何故そんなに有名かって?それはこれから始まるお話で嫌というぐらい分かりますよ・・・
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ピンポンパンポーン
『生徒会からのお知らせです。2年6組成田雪夜、同じく林夏樹至急生徒会室へ来てください。か!な!ら!ず!ですよ!!』
ピンポンパンポーン
昼放課になり皆が食堂へと足を運んでいる途中に週に1回ぐらいは聞く放送が流れた。僕、林夏樹と恋人のせっちゃんの呼び出し放送はよく流れる。別に何もして無いのに呼び出されるんだよねぇ⋯何でだろう⋯。
「せっちゃん僕達呼ばれたね??」
「・・・そうだな」
「行かないと多分怒られるだろうし・・・行こっか!」
「・・・あぁ」
「けど面倒臭いなぁ」
「はよ行け!!また怒られるぞ!!」
いつも通りせっちゃんの上でご飯を食べながら行くかどうかを悩んでいたら友達のみやちゃん(磯山雅)に怒られた。みやちゃんはすぐに僕たちを怒るんだよ!けどだーいすき!だって可愛いんだもんっ!
「だってご飯まだ食べてない・・・」
「・・・俺も」
「後で食べればいいだろーが!早くいけ!」
「・・・はぁい」
「・・・・・・」
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