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…まぁ、視線が集まるだけで何も言われないけど。
だって、僕は裏表両方の世界に名をとどろかせる家の子供。
このクラスの担任、加藤 湊以外は僕に強く言えない。
それに、僕が遅れるのはいつものことだし。
「やっときたか…永久、あと少しで終わるから来い」
りぃに手招きされて、膝の上に乗る。
ここが僕の定位置。
どうせ、自分の席に座っても見えないし、りぃからもなぜかお願いされている。
まあ、寝るときは自分の席に座るけど。
「永久様だ!」
「ほんと、綺麗…」
このクラスにいるのはほとんど僕たちの親衛隊。
親衛隊を持っているのは
生徒会役員・風紀委員・りぃ・僕・その他のイケメンたち。
一番勢力が強いのは、生徒会長。次に副会長でその次が僕。
でも、副会長のところは過激派が多くて制裁などもしょっちゅう。
りぃと僕の親衛隊は穏便派。仲もよくて友達みたいなもの。
「…では、これで終わります。」
先生が、一言告げて逃げるように出て行った。
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