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『ごめんなさいっ!!』
「謝るってことは、悪いことだってわかってるんだよね?
…次、やったら…入院生活すると思ってね。」
はじめは優しく…後半は、低く冷たい殺気交じりの声で告げた。
こういっとけば、2度目をするやついないから。
いたら、実行するだけ。
いってよし、と出口を指せば一目散に出ていく生徒。
…僕って、怖がられてるよなぁ。
「永久様ぁっ!」
「怖かった…っ!」
「ありっがとうござ、いますぅ…っ!」
行ったとたん、僕に抱きついて泣き出す。
…怖かったんだろうなぁ…
やらないよう言ってもらうために、すぅに連絡しないと…
「…もし。」
《もしもし、また制裁の話ですか?》
めんどくさいと、言葉で伝わってくる。
…すぅが纏めてないからこうなってるんじゃん。
「そ。…早く、言わないと…制裁のたびに、連絡、する。」
《それは困りましたねぇ。でも、何でもできる佐伯さんなら解決できちゃいませんか?》
馬鹿にするような言葉に少しイラつく。
第一、何でもできるわけじゃないし。そっちが勝手に言ってるだけじゃん。
「…馬鹿に、しないで」
《ってことは、できるってことですよね?
馬鹿にしてほしくないのなら、私に頼らず解決してください。》
そこで通話を切られた。
…いっそ、すぅの親衛隊員全員おどそっか…
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