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「あ、分かってなかったのかよ。」
ブスッとふてくされ始めた。
…僕と正反対だな。表情豊かで、やんちゃ。
りぃとも違うから新鮮だ。
でも、正直言ってうざい。
視界の隅でめそめそ…
「うざってぇんだよ、子供じゃねぇくせに。」
『…え』
「あ…すいません。つい、口からぽろっと…」
やってしまったかもしれない。
あぁ、僕のバカ。なんで敬語外したし…!
「…てめぇ…なめてんじゃねぇよっ!」
ガンッと壁をけられる。
…力強いな。振動がすごい来た。
「…父さん、このまま一発暴れてもいい?
いま、イライラしてるんだよねぇ…?」
「いいぞ。まぁ、気を付けろ。」
さっと離れる回り。
…この、氷ってやつ若頭ってくらいだし強いよね。
どれくらいかな…
とりあえず、よけまくって相手の速さを知る。
…まだ余裕あるけど体力少なくなったら当たるかもね。
「おい、攻撃できねぇのかぁ?」
「できるにきまってるでしょ。馬鹿?」
軽快なステップを踏んでいる氷の足を一瞬ひっかけてリズムを崩す。
これだけでも案外きくからね。
ちょっと乱れてできたすきに、一発叩き込む。
もちろん、重い奴。
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