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「まだいけんのかよ!?」
「ククッ…さすが永久だ。」
驚く氷に、嬉しそうに笑う父さん。
…見くびらないでほしいよね。
スピードを上げた途端、氷は守りに徹してた。
当たり前だよね。当たらないのに攻撃したら隙が増えるだけ。
まぁ、それでも全然打ち込めるけど。
ぼくって全体的に小柄だから少しの隙間でも案外届く。
しかも、スピードも僕のほうが速いからね。
「永久。終了だ」
「…はい。」
「、ゲホッ…!…なん、だよこいつ。早すぎだろ…」
フッと力を抜くと、眠気が襲ってくる。
…今何時だろ。
「こら、永久。本来は顔合わせだからな。
まだ寝るな。」
パシッと頭をはたかれる。
…眠いんだもん。
「さっき、永久が思い出したようにこいつは皐月組の若頭、皐月 氷だ。」
「よろしくな。年は永久と一緒だ。」
…このでかい奴が同じ年…
りぃと同じくらいだよね。やっぱりこのくらいが平均かぁ…
「で、そこの優しそうなおっさんが皐月組の頭、皐月 充(みつる)。」
「おっさんとはひどいじゃないか。」
なんか、緩そう…
優しそうな印象がある。
…なんだか、すぅみたいな雰囲気。
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