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予定は
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「ふぁ…起こしてくれて有難う…アル…」
「全くレインは僕がいないと何もできないんだから!」
まだ寝惚けている様子のレインは遠目に見ても色気が夥しい程溢れ出ている。
「今日は…隣国の王に謁見しに参らねば…いけない…から」
途切れ途切れに言葉を紡ぐレインはまだ大分眠たそうだ。
「朝弱いんだな、レイン」
「あぁ…どうも朝は苦手だ…急がないと…」
「仕方ねぇな…ほら。手出して。」
「ん…」
レインが着ている夜着を脱がす。
白い肌は朝から目の毒なのでなるべく視界に入れないよう努める。
「ほら、腕通して…」
「あぁ…」
なんとか上のシャツを着せる事に成功した。
「下は自分でやってくれないか王子様…」
「ん…?んぅ…」
そう言っておぼつかない足取りで立ち上がり、下を脱ぐ……
「いやいやいや!ちょっと待ってくれ!」
「ん…?」
「俺は外で待ってるから、準備出来たら、呼んでくれ」
「あぁ…」
流石に無防備すぎる…!
人前で服を脱ぐな!
「全く…」
「御主人はイマイチ自分のこと理解してないからね〜」
「何時も朝はこんな感じなのか?」
「んー、今日は酷い方だけどまぁ、こんな感じかな?」
「本当か…」
これは耐性をつけないと、先が思い遣られるな…
「待たせたな、ルイ。其れでは目的地へ向かおうか。」
「えっ…あ、はい…」
「ん?何を怪訝な顔をしている。早く行くぞ。」
き、切り替え早え…
「しっかりしてるんだか、してないんだか…」
「まぁ、基本抜けてるよね。御主人は。」
「あぁ、そうだろうな…」
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