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僅かな快楽に身体をひくひくさせながら、悟は先程のレナードと同じように髪を撫でていると、突然レナードが顔を上げてきて目が合う。今、こんな格好をしているから、目を合わせる行為はなんだか普段より恥ずかしい気分だった。
「そういえば、俺のことをヴァンパイアみたいだと言ったよな」
「? はい、言いましたけど……」
「……そうか」
なんの確認だったのだろう。
レナードはそれだけを確かめて、悟への愛撫を再開させた。ちゅちゅ、と今までつけた痕へ改めてキスを落とし、その唇は胸へ辿り着く。生地ごと乳首を食んだかと思いきや、歯を立ててきて。
「ひ、あぅ……っ」
強い刺激に電流が駆け巡る。そのせいで、びくっと身体が大きく跳ねた。
「あっ……レナード様……!」
そのあとも、かぷっと胸を食べるような行為が続いた。
痛いような、痛くないような。その境界線をレナードは絶妙に調整している。それはただ単に噛まれるだけではなくて、吸われたり、乳首を舌で転がされたり、別の刺激もあるから、わからなくなっているだけかもしれない。
そして、慣れてきた悟の身体は、そこから次第に快楽を得るようになって。もっと別のところを触って欲しくて悟は太腿を擦り合わせた。いつもと生地が違って、それが擦れるのが気持ちいい。しかし、思わず鼻から抜けるような声が出てしまって、レナードに気づかれてしまう。
「俺に黙ってなにをしているんだ、天使さん?」
からかいつつ胸を愛でるのを止めたレナードは、悟の膝裏を持って脚を開かせた。
白いレースの下着。小さい布の中で悟のものが膨らんでいるのが見えて扇情的だ。そういう悟は脚をふるふると震わせていた。恥ずかしいらしい。でも、着て見せてくれている。そこが愛おしくて、めいいっぱい可愛がってやりたくなるのだ。
レナードは太腿に唇を寄せて噛みつく。
「いた……っ」
噛まれたそこはうっすらと歯型の痕が残った。それを丁寧に舐めてくるものだから、痛いのにジンジンと熱くなってくる。
「もし……レナード様がヴァンパイアだったら、血がなくなりそう……」
続けて太腿へたくさんの噛み跡を残すレナードに悟はそう言った。
「吸い尽くしはしない……ああ、下着を脱がせるのは惜しいな」
しかし、当の本人はそれどころではないらしく、簡単にあしらわれてしまう。レナードの視線はすでに悟の下着にあった。スケベと思いつつ、悟自身も期待感が高まっていた。
温かい手がベビードールを割り、悟の腹を撫でて、ついには下着の中へ侵入する。すると、くちゅという水音。下着から見てわかるように悟のものは勃ち上がって蜜を零していた。
「ん……レナード様……レナード様」
悟から甘い声も漏れる。
「そうやってサトルに名前呼ばれるの、好きだ」
そんな可愛い唇にレナードは口づける。
噛みついたものとはまた違って、キスは蕩けるように甘ったるい。もっと、と悟がレナードの首に腕を巻きつけると、苦笑されて。
「そんなにしがみつかれると、続きが出来ないだろ?」
そう言われて、残念そうに腕を緩めれば、あとでな、と額にキスをされた。
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