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番外編 2
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「ここ克己さんの家っすよね?」
「他に何があんだよ」
「なかなか汚いっすね」
「おう、片付けるの苦手だしな」
「雑すぎませんか、ゴミしか見えません」
「だから片付けるの苦手」
「ドレッサーとベットは綺麗ですね」
「そこは乙女として」
「乙女として片付けてください」
「可愛さだろ」
「俺はどこに座れば」
「ゴミの上」
「すみませんでした」
「早く座れよ」
「だからすいませんでした」
「座れってんだよ!!!!」
「ごーめーんーなーさーいー!!」
「あー!モー!片付けろ!」
「はぃいい!」
思った以上に汚かったし、男らしかった、
この人を女に見ちゃダメだ、男だこの人は、、、
しかも俺より男だ、、男らしい、、、
「ゲッ!!なんでこんな所にパンツあるんですか!」
「あー、なんで?」
「しりませんよ!!!」
この人パンツまで脱ぎ捨ててんのか!!!
【 ピルルルルルッ 】
「あ、すみません、出ます」
「おう」
【 ピッ 】
『 よっ!翔太! 』
「あー、よー、」
一番めんどくさいやつから電話かよ……
『 なぁなぁ〜!バイト終わりだろー?キャバいこーぜ!
それかー、パチ!あ、のみにでもいくかー?』
「ワリー、キャバもパチものみもパス」
タイミングわりぃなぁこいつ……
克己さんは横でブツブツいいながら片付けてるし……
可愛いし……
……?!?!可愛い?!女装してるからだろ!女装!
は?!え、なんかドキドキしてきた?!は?!
え、なに、不整脈始まったか?!
『 はー?翔太もしかしてお前セフレの所かよー! 』
「ちげぇよ!!!!!」
「うわっっ…!!!!!」
「あ、克己さんすいません!ってことじゃあな!」
『あ!ちょっ!お!!(ブチッ
「克己さんっ!すいません!」
なんかどっちもちげぇっていったら
おもっきしたってびっくりさせてしまった……
「いや、いいけど……それよりみろよ!!綺麗だろ?!」
克己さんの周りはまだ「マシ」になっている床がみえた
「まぁ、それでも食べれはするからいいっすね……」
「なんだよそれ!その前に風呂!翔太から入るか?」
風呂!!克己さんの!スッ!ピッ!ンッ!
「克己さんからどうぞ!乙女ですし!」
「えー、なんだよそれー、じゃあ甘えてー…」
「はーい!」
なにそれすんげぇ楽しみ!!!
【 克己side 】
なにこれ展開早くねーか?早いよな?
最近俺のバイトには2個下の奴が入ってきて、
最初は厳つい野郎だなとか思ってたけど
徐々にシンさんとかに弄られてその笑って遊んでる
時がすげぇ可愛いなって思い始めたのはじぶんでも
戸惑った。
女装はしてるけど見た目が可愛いからであって
別に女の子になりたいとかそんな気持ちじゃなかったし
バイとかゲイでもないし普通にノーマルだったから
余計に、
そんな気持ちに戸惑ってる中翔太から話しかけてきて
「先輩ってなんていう名前でしたっけ?」
なーんでした心丸見えの目で、
俺が喋ったら声で男だって気がついてすんげぇ
落ち込んだの顔に出てたし、
それもなんか犬みたいで可愛かった。
やっぱり話すとドキドキしたし見てしまうし、
もう一層の事この気持ちを受け入れちゃえって思って
たけど
実際こうなるとヤベェもんだなぁって思う。
今日はすんげぇついてんのかな。
ありがとう、ナンパ野郎。
そう言えば翔太は俺のスッピン見てどう思うんだろーか
ちょっと気になるなー。
【 戻って翔太 side】
【 ガラガラッッッッ 】
克己さん帰ってきた!!え、どうしようドキドキする!!
【 ガチャッッッ 】
やばい!かつきさんみれない!!!
「……お前なんでめぇ瞑ってンの」
「ドキドキしすぎて見れないっす」
「なんだそれ」
克己さん笑ってる!何!みたいっ!み!
「あ、やっと見た」
「ちかぁあっ!!!」
び、びっくりした………ドキドキする…。
しかも克己さんスッピンだ……やばい……
女装からは考えられないくらい、
カワイイ系よりは美人だと思ってたけど……
目はタレ目でホクロがあって眉毛はキリッてしてて
髪の毛は短髪のくせっ毛、銀に染めてるのに
フワフワしてそうな髪の毛。
「かっこぃー………」
「ありがと、ほら、風呂入ってこい」
「何そのながす具合!!カッコイイッス!」
「だぁあ!!カッコイイカッコイイゆーな!!」
「かつきさんかわいい!赤い!」
「なにもう!!!!」
「うわっ……!!!」
かつきさんの髪の毛に触れたらびちゃびちゃだった…
「髪の毛染めてるのにバサバサになりますよー?
ドライヤーさせてくださいよぉ〜!」
「お前ヤンキーじゃねえのかよ……」
「え〜?なんですか〜?失礼ですよお〜♡」
「いつもだるそうで、
くそちゃらいやつらきてたじゃねえか…」
「見てました?」
「見てたけど…」
「そんなに目立ってました〜?!」
「おう」
「……?」
え、なになに目ぇ逸らして顔赤くしてるんだよ、
可愛いんだけど、は???
何、かつきさんの中で何が起こってんだよ……
「何見てんの…」
「いや、あの……真っ赤ッスよ…」
「ッ……逆上せた……のぼせたんだよ!!!」
「ぅっ……そんな先輩に不整脈起こしてるんですけど…」
え、なにいってんの?!俺?!何?!怖い?!
でも口が!!!俺こんなキャラだった?!?!
もう!!かつきさんのせいだ!!!!
「はぁ?!」
「そうだよ!かつきさんのせいで…おれこんな
キャラじゃねえし?!?!敬語とか苦手だし!
犬というより狼?っぽいし!!!!……ぁ」
何言ってんだ俺ぇええええええええ!
「は……はは………へ……」
何…なんでこの人顔赤くしてんの!
「ばーか」
「ッ!!!!!」
上目遣いからの首傾げてからの顔赤くしての
ばーかってこのひとっ!!!
「不整脈なわけね…?それ不整脈…?」
「ぅっ…」
「へぇ……そう?……」
「恋………なんスか……ね……」
「こんな短時間で?」
「は、初めてなんですもん…こんなもん……」
「〜〜〜ッ!本当にお前はッ!」
あ、この顔すげぇ好きかも
「んぅ?!?!?!」
あれ……顔がちかい…?……うぁあ!!!
「ご、ごめんなさい!!!!」
「いきなりちゅーはねえよ!」
あ、かつきさん顔赤い…
「でも……顔赤いですよ…?」
「ぅぁ……見てんじゃねぇよ………」
本当に数時間で俺はこの人に惚れたんだなって
そう思った。
「好きです」
「っっ……お、俺はなぁ!!!お前が……お前より
前からお前のこと好きだったんだよバーーーか!!!
同性ですーいーまーせーんーでーしーたーー!!」
「同性とかそんなのいらなっ……はぁあ?!?!」
好き?!は?!好き?!
「事実だよばーか……」
「ばかばか言い過ぎですよ……」
「うっせ」
「…………好きですよ…付き合ってください…」
「喋って数時間後のやつがいうセリフかよ…」
「へへ!!」
ーーちぅ……
「んン……ふ……ぅ……ふ………はッ…お前またいきなり!」
「はは……」
「お前なんつー顔してんだよ……うぁ!ちょっ!
首に顔押し付けんな!!!!」
「かつきさんってちょうどいいサイズッスよねー」
「サイッ!!!!あーーー!!もーー!!!
ばーーーーか!!!!」
「バカしか言わないじゃないですかー!!」
「……べ」
「?!?!?!?!」
なに?!何あっかんべーしてるわけ?!は?!
ちゅー?!ちゅーしたいの?!え、なに!
かわいい!
「ばーか」
「もうそれでいいです」
「翔太」
「……ッ……はい」
名前で呼んだ?!呼んだよね?!
「す……す……スマホ好き!!!!!」
「………」
スマホ……好きって……
「ぁっ…ぇっ…」
「ぶはっっっ!それはヤベェっすよー!ははっ
ははっ!!グェホッゲホッゲホッウエエッ」
「ちょっそ!大丈夫かおまえええええ!」
この後
普通に付き合いました。
番外編 ( end )
グダグダでいきなりの番外編すいません
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