アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
夜
-
カエセ、カエセッテバ、オマエガ、オマエハイラネェ
ーーごめんなさい、もう返すよ、君に、
ユルス、オマエハハヤク、オチロ
ーーうん、おやすみ、そしておはよう
夜
「っ!」
今のはなんだ、おはよう?確かに俺の声だった
そして……俺が言ったように聞こえたカエセ……
そしてここは何処だ……
「ウル、起きた?」
「なぁせ……ここは何処?」
驚いた顔してこっちを見る、変な顔、いや
まずなんで俺をそんな顔で見るんだよ
「ウル?自分の名前言ってみて」
は?何?俺記憶喪失扱いなわけ?
「ウルだけど?」
今、NOW、はな。
「もう一つは」
「夜だけど」
「はぁ……よかった、戻った…」
は?なに、こいつなに言ってんの?意味わかんねえ
「は?なに、っていうかここどこ」
「ここは俺の知り合いの医者の家だよ。」
……俺どっか悪くしてたわけ?
さっき言ったとおりなに?記憶喪失でもしてた?
「意味不明な顔してるから教えるけど
ウルはこの2日間、5歳の頃に戻ってたんだよ。」
……性格がってことか?……あー意味わかんねえ、
あ、でも
「俺5歳の頃……いや、生まれた時から6歳の
時までの記憶はねえよ。」
「は?」
は?じゃねえって……
「だから俺6歳までの記憶が無いの!!!」
「いや、じゃあ、なんで……?今も覚えてないの?」
「うん、覚えてない、俺も知らない」
「じゃあ6歳まで何があったか覚えてないの…?」
「部分的には、殺してたことは覚えてる、他はナシ」
どこがおかしいんだよ、普通に覚えてねえよ。
7歳のあの時の出来事からしか…覚えてねえ
「そっか……君には受け入れられなかったんだろうね」
「は…?何が」
受け入れなかったって…?俺が…?
「good morning!!!!! ななせくん!ウルくん
起きてるかーい?」
「こいつ誰」
「この人が俺の友達の……」
「あぁ、こいつか。」
「え?!なになに?!僕ちんがやるまえに
戻っちゃったけぇーい?あ!君がよる君だね!
僕が興味をそそられる方の!」
「うるせえ黙れ音量下げろよ」
顔ちげえんだよ……うるせえし……
「うっっんわぁああ!
ななせくん!この子僕の養子にしよっか!」
「……俺より上?」
「当たり前でショーガ」
「ありえねえー」
「その気持ちわかるよウル」
本気で見えない。本気で、マジ。
「ななせくん、夜くん、殺すよ?」
「あー、怖い怖い、」
ちょっと本気で怖かった。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
74 / 81