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癒し。
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資料が結構あるから買い物かごに入れて来たけど
やっぱり買い物かごっておかしいよな…
周りの目が痛い。
まぁ、持っていかないことはまずダメだし、目の前だし
まぁ、気合い入れてくかぁ…
【 ガラガラガラガラッ 】
「失礼しまぁすぅ!!!」
「…なんのようだぶりっ子。」
相変わらずぶれない人。
自分でもぶりっ子ってわかってるわドアホ。
「ぶりっ子なんてぇ…僕もぉ、わかってますよぉッッ!エヘッ
あぁッ!!これぇ、静馬からぁ、持っていけぇって言われてぇ
持ってきましたあ〜!!!!!他にぃ、資料ぉ、ありますかぁ??」
静馬って使ったらリアリティますだろ、
「…サンキュ.あまりにも提出が遅いから俺から
取りに行くところだったから助かった。
遅いから渡せてない資料たくさんあるんだが…
お前大丈夫か???」
やっぱり溜まってますよね
まぁ、あんだけ放置されてれば溜まりもするか、
今日は空汰連れてくつもりだし…徹夜か、
「僕のことお、甘く見ないでぇくださぁい??
これでもぉ!!男の子なんですからねぇ??」
エッヘンという効果音がつきそうな行動してみたけど
すっげぇやりづらい、…こっち見んな…
「不本意だが、生徒会室まで俺も手伝おう」
あー、生徒会室って一番めんどくさい所、
また寮に持って行かないといけないし遠回り
「マト先輩のぉ、お気遣いはぁ、とてもとてもぉ、
嬉しいことぉなんですけどぉ…僕一人でぇ、
大丈夫ぅ、ですよぉ!!!ほらぁ、憐兎もぉ、
手伝ってくれるってぇさっきぃ、言ってくれましたからァ!」
「あ、そうか、ならいい、行け」
何その命令口調イラつく、
俺は深夜さんの言うこと以外聞きたくないんだけど
ムカつく、
「言われなくたってぇ、ちゃぁんと帰りますよぉ!!
ではぁ、失礼しましたあ〜!!!!んじゃぁねぇ!マト先輩ッ!」
嫌味で投げキッスしてやったら
顔しかめてやんの、ばーーーか
【 ガラガラガラガラッ …ドスッ 】
「うっっっ!!!!!!!…ててて…」
誰かとぶつかった…荷物が重いせいで
尻餅つく勢いも凄かったし…痛い…
「おしり…痛い…」
「あぁっ.すいません!!!えっと、暁音さん…
今日はどうしてここに??」
「あ、緑さん…今日は資料を届けに来たんですが…」
「暁音さん、口調、どうなされました??」
「あっ、緑さんでしたからぁ、安心したかとぉ…」
いけねぇ、緑さんめっちゃ安心できる声だし優しいから
うっかり気を抜いちゃうんだよな…
それはマト先輩も見てきてるから風紀は多分
本当の俺は敬語口調かと思ってる。
「ふふ、嬉しいこと言いますね〜…暁音さん、それ
暁音さんの寮までですか??」
「あ、まぁ、一応、どんな資料なのか確認したいですし…」
【 ふにっ…… 】
「んッ…?」
いつもの柔らかい笑顔で俺の口をふにふに
してくる緑さんはやっぱり綺麗な顔してる…
「あ??お前寮に持っていくつもりだったのか。」
「そうですねぇ…寮までは結構遠いですし、
俺も手伝います。それと今日は沢山敬語になられますね
お疲れですか??」
「あ、口調はっ…緑さんだから…いいかなぁって…
後、資料の件ですが、親衛隊隊長としては
生徒会に変な動きされては制裁を止めることが
難しくなる可能性があるので…勝手に申し訳ないです。
それと…緑さんが良ければ手伝ってもらえると
嬉しいんですが…」
荷物が多いとファンの子たちになにか
されても抵抗しにくいし、緑さん優しいし、
個人的に憐兎の次に好きな人。
「そうでしたか、制裁の件、
いつもありがとうございます、何か協力出来ることが
あれば是非協力させてくださいね!
あ、全然大丈夫ですよ、行きましょうか」
「あー、空気になってそうな俺からもだ、
いつもありがとな。お前が体調になって良かった。」
「ぶりっ子ぶりっ子っていつもいう癖に
感謝はするんですね、マト先輩、嫌いですけど
好きですよ、素直になると、
緑さんありがとうございます」
緑さんは見かけによらず力持ちだし、優しい、
マト先輩はムカつくし大っ嫌いだけど素直になると
優しいから好き、
風紀はちゃんと親衛隊のことを見てくれてるから
好きだ。
「なんか空気がほんわかしてますねwww
あ、でも制裁の件は生徒会には秘密で。」
「わかってますよ。」
「おう」
「ありがとうございます、では、失礼します。」
敬語はいつもより楽。
今度から風紀で仕事やろうかな…
「ねぇ、暁音さん、あまり無理はしてはいけませんからね。」
「そう心配される程の仕事はしてませんよ…?
緑さんこそ大丈夫ですか??お疲れのようですが、」
「あー…少し疲れてるくらいです。」
なにこの堅苦しい会話…
「緑さん、僕、年下ですしタメ口で大丈夫ですよ…??」
「んー…じゃあ、お言葉に甘えて…タメ口にしようかな…」
「え゛」
嘘だ…緑さんが、タメ口…??
「あれ??なんかおかしかったかな??」
「あ、いやそんな事ないです!!!なんか…緑さんが
敬語使ってない所、初めて見たので…」
なんか、嬉しいっていうかなんていうか…
緑さんといると調子狂うな…綺麗だし…
皆と扱い方が違う。
「そうかな〜??そんなに俺って堅苦しい…??ん〜??
あ、でもひとつわかったことがあるよ!!
タメ口の方が暁音をいつもと違う柔らかい笑顔に出来る」
「あ、今俺笑ってました??」
「うん、笑ってたよ、いつもの胡散臭い笑顔より
ずぅっとかわいい、」
「えへへ…ありがとうございます、緑さんは
綺麗ですね!」
「暁音にそんな事言われるって光栄だね〜…あ、ついたよ。」
この学園に入って緑さんは凄く癒しだ…
「ありがとうございました!!少しお茶していきますか??」
「ん〜、俺もやることあるからここで、」
「わかりました、では、」
【 ガチャッ 】
なにあれなにあれめっちゃ綺麗だった…
どうしよう緑さん言動可愛いし、
褒められたし、
もう緑さん可愛すぎ…とおもう
俺キャラ行方不明になってきてるじゃん
落ち着け、
…落ち着け?
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