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謝って済む傷じゃない
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親衛隊トカ頑張って落書きとか消したりしてる中
生徒会役員は校舎内に逃げ込んだらしい。
その証拠に俺と風紀を呼び出す放送がなったんだから
あ、くぅの呼び出しではないと思う。
今日休んでいいって言ったから
落書きとかすごそうだし…三時くらいに起きて
1回掃除してから部屋に帰って寝たからね…
と言うことは…今回のことか…楽しみかな
「暁音ちゃん顔気持ち悪い」
「憐兎のぉ、癖にぃんなこと言うなよぅ…♡」
あ、考えないうちに勝手に口が動いた…
この性格も俺の一つの人格ってなってきたなぁ…
「っしかし…風紀まで呼ぶとは…どーゆー…」
マト先輩…多分それは
「昨日の事をなかったことにして欲しい…とかじゃぁないですかぁ〜♡」
多分俺はこれだと思う…現実を思い知ったと思うしね…
これだけじゃ足りないと思ったんだけど…
俺も甘いなぁ〜…
「ついたよお〜♪」
今日のこの重たい扉は…開けるのがワクワクする
【 ガチャッ 】
「たぁのもぉ〜♡」
生徒会役員がぐったりした顔をこっちに向けている
凄く楽しい
そんな顔してる生徒会……楽しい
「暁音ちゃん、顔、顔、満面の笑み。」
あ、やっぱり笑ってたか…仕方ないでしょ
「ん〜…??ホントー??…せいとかいちょーさまッ♡
今日はぁ、どんなお呼び出しでしょぉか♡」
生徒会会長がこっちを見た。
「こっちみんな…」
無意識に呟いてしまった…でも憐兎しか聞こえてない
「暁音ちゃん、口、緩いよ。」
「うるさい」
「ひどいっオヨヨ…」
俺も思った。
「今回の件は申し訳なかった。」
ん??
「……なかった???」
効果音がつきそうなほど微笑んでみる
生徒会長の顔がひきつる
「今回の件は申し訳御座いませんでした」
会長が机に頭がつきそうになる位に頭を下げた…
いい気味。
「会長様にぃ…そんなことぉされるなんてぇ…♡」
バッて会長の頭が上がってキラキラした目で見てくる
多分俺が生徒会長親衛隊隊長だから
簡単に許してもらえるんだと思ってるんだろう
「でもぉ、仕方ないですよねぇ〜♡
そんなことをぉ、するぅ言動をぉ、したんですからァ〜
もっとぉしてくれてもぉいいんですよぉ〜?
僕もぉ、これだけじゃあ、足りませんしぃ…
生徒会長がぁ、好きだからってぇ…もっと好きなぁ
僕のぉかわい子ちゃんたちをぉ…チッッッ…
謝って済む傷だと思ってるんですか…????
僕に謝る事だと思います…??
簡単に終わると思わないでください。
貴方がたがやったことによって精神病院に通ってる子。
学校をやめた子だっているんです。
言葉を優しくしてるほうですよ。
甘えないでください
んでなんで…生徒会長だけが謝ってるんですか??
これは全員の問題ですよね…???
ほかの隊員にも謝ってもらいたい。
後、静馬にも、風紀にも謝ってください
貴方がたの無能さにはガッカリしました
これは重要問題として受け取らせていただきます
これからの職権は全て停止させていただきます。
一人部屋に2人住んでもらいます
仕事があるからと言って授業を休むのも停止します
授業を受けてから仕事をしていただきます
学食は仕方ありませんので二階で食べていただいても
構いません。
親衛隊隊長、職権を使わせてもらいます。
親衛隊隊長も生徒会並みの権力はあるので。
そして
これらを…この学園生活が終わるまで…と言いたいところ
ですが…お坊ちゃまたちがそんなの耐えられませんよね?
「お坊ちゃま」ですもんね…??それも
「我が儘」「自己中心」ですもんね…????
一ヶ月間で許してあげます。
それまでに改心していただきたいものです。
これ以上風紀、親衛隊の仕事を増やさないでいただきたい。
それと、自分達の立場を考えて生きてください
あなた方は人に見られ、人に好かれる仕事をしているのです
親衛隊の申請をokしたんですよね…??
なら自分を好きな人がたくさんいるとを
わかってください
人の前であんなに堂々とイチャイチャしないことです
それをした上で文句を言われても「自業自得」
としか言えません。責任も取れません。
逆にこんなことをさせているあなた方に
責任を取ってもらいたいほどですけどね。」
生徒会役員は全員ポケーっと黙って聞いていた
黙って聞いてくれるのは嬉しいけど
内容が頭に入っているのかが不安だ。
最初に口を開くのは誰だろうか…
「何も喋らないなら帰ってもいいでしょうか」
俺だ。
「いや…あぁ…
その…罰を受けよう…」
さっきから偉そうに…
「受けようですか…??受けさせてくださいでしょう?
それにあなた方に拒否権なんてありません。
それに僕に対しては敬語にしてもらいたい
いや、全員に対して敬語にしてください
何から何まで偉そうですね。
僕は何故この人を好きになったんでしょうか、
あたまがいたい。
会長が好きじゃないと隊長はできないので
ギリギリのラインで好きでいさせてもらいます。
ですが敵視等します。
いつも通りに僕の視線を浴びることはないでしょう。
いつものぶりっ子も愛情も注がないので。
あなた方は黙って仕事をしてください。
あなた方は「顔」で選ばれたから無理ですか…?
ただの「顔」で生きる男なのですか…??
未来を任せられる人たちが…恥ずかしい…」
皆辛そうな顔をする…もっと歪めてもいいのに…
「それn!!!んぐっっ…」
話を続けようとしたら口に指が突っ込まれた…
悪い思い出しかないんだけど…
その指は憐兎のものだった…
「暁音ちゃん、そこら辺にしな…副会長サマ♡達が
顔を歪めてるよ…暁音ちゃんも興奮しすぎ…落ち着いて」
……
「へぇんひょひょくへぇに…(憐兎の癖に)
ひょのふはいはふひゅふはひょ(この位は普通だよ)」
あいつらが悪いから仕方ないじゃんかこの位
「でもじゃないよ…生徒会も人間だ。限界はある。
生徒会の判断にあとは任せよう。
その判断の後に…生徒会についてまた考えよう…」
憐兎のいうことは正解だ…と思う。むかつくけど。
「んぅ…」
風紀は口を開かない…なんでだかわからない。
けど
【 キィ… 】
ドアを開けて帰る準備をしてくれてる…
「ありがとうございます。
ほら、行くよ。」
悔しいけど帰るしかないらしい。
「んっ…ぱぁ……糞野郎が…
すみませんでした、興奮状態になりました
では、失礼しました。」
【 ガチャッ 】
(((キャラキャラキャラ…あと怖いし…ええぇえ…)))
……疲れたかも。
怒りすぎたし、我を失いかけた。
それに語尾も…明日から俺は生きていけるだろうか
ちゃんと持ち直そう。
今日は憐兎がうざかった
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