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理事長命令につき帰宅
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「憐兎、理事長命令だよぉ〜…僕はぁ、1週間強制
帰宅だよぉ…制裁の件はァ、風紀にぃ任せるねえ…
憐兎はぁ、どうするぅ〜??? ついてくる??」
効果音g(ry
首を横にコテンとする。
そしたら周りの奴らも少しは黙るだろう。
という思考からじゃない、昔からのくせだから。
「暁音ちゃんのお家かぁ〜、久々だなぁ〜♪
あ、1週間分の資料俺も手伝うね〜☆」
やっぱりついてくるつもりだ。
「おい、お前らそこまでの仲なのかよ。
家が凄く繋がっているとか…???」
「そうだね…ちょっと親しすぎ…学業にも関わるのに…」
風紀のマト先輩と緑さんが疑問になっている。
「それに夜月という目立った家なんて無いような
気がするんだが…」
痛いところをついてくるな…
「憐兎はぁ、家同士がぁ繋がってるんじゃあなくてえ…
ただぁ…なんていうんでしょおねぇ…遊んでる所をぉ
バレてぇ弱味握られてぇ…」
「嘘つくんじゃありませんッ…
タダの友達から家族承認になったんですよ…ねっ???」
憐兎の目が怖い。そんなに怖くはないけど。
「うん〜、そんな感じぃ〜、後ぉ、お家の件はァ…
大人になってからァ、知るおうちぃ〜って感じぃ〜
ですからねぇ〜♪」
こう言ったら多分銀行トカ思い出すだろう。
まさかヤーさんとは思いもしないと思う。
「そういうことか…1週間、制裁の件任せておけ」
風紀委員長がいうとすごく安心する。
風紀とは元喧嘩をしてたやつがやる。
だから委員長もそんな感じで結構強い。
だから任せるのはすごく安心する。
緑さんも性格、体格に合わず凄く強い。
安心だ。
「そう言ってもらえるとぉ…すごくぅ安心ですぅ〜!!!
ほら、憐兎、いくよぉ〜」
あ、ちゃんと立って歩こうとしたらさっき
すべてを思い出したからだろうか…
足元がふらついて倒れそうになる…
いや、もう倒れかけている…
そしたら憐兎の腕がお腹をホールドして
立ち直させてくれた
「ありがと…」
まだ頭がふらふらする
「理事長の事、何か痛いところ突かれたんでしょ??
そうなったら、自分で何も出来ないんだから…はぁ…
本当暁音ちゃんってメンタル弱いよね…」
憐兎は本当痛いところを突いてくる…
頭ががんがんする…
「そんなことぉないよぉ…」
ちょっと強がってみる。
頑張って自分で立とうとするけどフラフラして
足元がおかしい。
風紀もその様子を言葉一つでこうなるとは
流石に「おかしい」と感じたんだろうか。
変な目で見てくることがわかる。
嗚呼、こんな醜態を晒してどうしようか
そう考えてる時に足が宙に浮いた。
「あ、憐兎…」
憐兎が俺を抱っこしていた。
お姫様抱っこじゃなくて普通の抱っこの方。
俺はお姫様抱っこよりかも普通の抱っこの方が
恥ずかしいって思ってる…
本当に下ろしてほしい。
「自業自得ってトコロかなぁ…はやくいこっか」
ザマァって顔しながらこっちを見てくる…
ムカつくその顔はムカつくほどイケメンで殴りたくなった
「死ね」
「なんでっっっ?!?!?!」
憐兎の心臓の音と歩く度にゆさゆさ…と揺れる
感じが酷く心を落ち着かせてくれて
憐兎の首に自分の腕をまわしてギュッ…と握る。
今の自分の行動に凄くびっくりした。
こんなことするなんていつぶりだろう
って考えるくらい。
なんかこの考え方なんかなんかすごく
ナレーションしてるみたいだ…
まぁ、今日くらいは甘えてもいいか、
「甘えん坊。」
「あんだと…」
それはムカつく言葉
【 ガブッッッッッッ 】
思いっきり力を込めて首筋に噛み付いた
血が出てきてなんか、エロかった。
「い゛ッッッッッッッ…つぁあああぁぁ………んん…ひどいよ…」
「自業自得ってやつ…」
言い返してやったぜ!!!!って思って効果音g(((ry
ドヤァッてすると憐兎が吹き出して笑ったのは
凄く不愉快だった。でもそれ以上に
「なんか黒姫様かわいすぎない…???」
という話し声が聞こえたのが不愉快だ。
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