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学園に戻る日。
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「ほらほら〜、姫〜??早く車に乗って!帰るよ!」
アキさんがチャラチャラしてない分
ゲームにハマりやがった。めんどくせぇ。
「ちょぉっとおおお!!秋さぁーん!!俺も帰るんですよぉ〜?」
プンプンポーズでもしたいのかこいつは。
暁音にでもなりたいのかよ。
どうぞどうぞお好きにどうぞなってください。
「はいはい、お前はうるせぇなぁ〜…ゲームに集中
できねぇだろぉ〜…このチビ。」
言われてやんの。
馬鹿糞馬糞憐兎。ザマァ。
暁音をこうやって適当にやると変な返事くるからな。
肝に銘じておけクズ。
「ちょっ!!!チビなのは秋さんが身長高いからでしょ?!
俺平均男子の身長だしぃ〜??」
この馬鹿共は放っておくのが一番。
深夜さんはと………
「ゲッッッ……」
変なの荷物に突っ込んでるところ見たんですけど。
あの人何やってるんですかね。
また俺の前髪切るつもりか、あの馬鹿。
あ、そう、言ってなかったけど俺あの人に
「前髪伸びたね」とか変なこと言われて
また前髪斜めに切られたから。
最近安定してきてパッツンになったと思ったら
また斜めにされたから。
ふざけんじゃねえぞあのジジイ。
いや、ジジイじゃねぇけど。
「夜〜!!!!また何かあったら帰ってきてねぇ〜???」
【 ぎぅううううううっっっ 】
「はいはいはいはい、わかったから離せ。」
この人は手加減っていうのを知らねぇのか??
きついっちゅーの。
馬鹿。
「ほぅらーー!!姫ー行くよー???」
そう言えば、この人理事長だったよな??
テレビゲームしたり俺のそばにいたり、
理事の仕事は大丈夫なのかよこいつ………
本格的に胃が痛くなってきた。
「今行く……はぁ……」
「夜の兄ちゃん!!!わい胃薬持っとるでぇ〜??」
ずいっていきなり入ってきたこいつ……
そう、こいつ、無実だったらしくて……俺に付きまとってくる
どうしても遊びたいんだと。いや、うぜぇし。
「欲しいとは言ってねぇし。」
いや、本当は普通に欲しいけど。
「えーーー!!!欲しいって顔してたんやけどなぁ〜??」
童顔でピアス人間のこいつとは少し話しが合いそう
って最初に思った俺が馬鹿だった。
「せや、今度ピアスの話とかしよや〜??
遊びはまた今度でいいわ〜!!!帰ってきたら連絡なぁ!ほな!」
あ、帰って行った。
自由気ままな人だ。音量うるせぇし。
普通にめんどくせぇ。
「ほら姫!!!!!!早く行くぞ!!!!」
ゲームが終わったらしくてキリッとした人。
ゲームが終わったらキリって。子供かよ。
「ほら、憐兎も行くよ。じゃあ、深夜さん、また。」
【 バタンッッッ 】
「あ゛!!!!夜ちゃん!!!!行くよとか言っといて先に
ドア閉め内ないでよおおおおお!!!」
あ、忘れてた。
まぁ良くね、開くし。
開けられるし。
「俺も行くぅうううう!!!!」
貴方はダメに決まってるでしょ。
はぁ、疲れる一週間だった。
あ、あっちもこっちよりかは疲れるじゃん。
めんど。
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