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久しぶりで疲れる
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「やぁやぁ!!暁音ちゃんおはよッ!!!!!」
朝からこいつは元気だな……声うるせえし、
椿兄さんからうつったか??うざくなるなぁ…
「うん〜、おはよぉ〜?」
まだ、周りにいる人はいないが、念のため……
「きもいなぁ〜…wwww」
自分が一番わかってるよバーカ。
「さぁ、お片付けぇしよぉかぁ〜…??」
いつもと違う匂いに気づいたのか、深夜さんの
匂いだと判断したのか、憐兎が吹き出す。
それとも別の理由か……まぁ、んな事どうでも。
俺らの喋るペースが遅いのか、沈黙が長いのか、
それとも寮と学園が近いのか、
すぐついた。
まずは靴箱から…っと…
【 パカッッ ドサッッッ …】
……やることが幼稚すぎかよ。
俺なら靴箱に仕掛けるなら開けたらびっくり
拳飛んできたみたいなびっくり箱形式にするわ。
見てたらスッキリ…的な。
これは画鋲とか生ゴミとか殺害予告とか。
どれも子供がやることばっかり、あ、子供か、
まぁいいや、
「わぁ!暁音ちゃん沢山いじめられてるぅ!!!
空汰の所は大丈夫だったよ〜ん?」
よし、作戦は成功…ってところか…
机はどうだろう、靴箱は俺のだからほっとこう。
「制裁とか起きなかったかなぁ〜???」
「起きたに決まってるでしょぉ〜!!!」
そう、一番それが心配だけどこの様子だと
絶対起きてるな……
前より死角にされてる部分が多すぎるし、
隠れれるところがあるところが多すぎる。
誰かが作ったんだろう…甘い。
でも、それか、
「今から起きる…トカァー????」
有り得ることだ、俺が頑張って制裁を止めてきたのを
目の前でやる…ダメージが大きく与えられる
と思ってそんなことをするんじゃないか、
俺の考えはそんな感じ。
やっぱり俺らの会話のスピードが遅いのか、
もう空汰の教室についた。
花瓶が置いてある。真ん中の席に一つ。
空汰の席だ。
まだ机の落書きは止まってないのか…
指の荒れは収まってきたと思ったんだけど…
ハンドクリーム送ってもらうか。
「うはぁー…www」
憐兎がここまでやるか、って顔をしてる。
本当に、男が揃いも揃って…女々しい。
「早くやるよぉ〜……はぁ…」
2人係だからまだ楽。
「終わったぁ〜…結構やるもんだね、みんな!!」
本当に、掘ったりしてなくて良かったけど
代わりに落書きが酷い。
俺の友達って言ってんだから
このくらいは自分でなんとかしろよ。あのバカくぅ。
「もう一つの問題はァ、僕かなぁ〜…」
くぅは俺の隣のクラス。
すぐ隣に行けば俺の教室と憐兎の教室。
なんか、嫌な予感。
「よく皆ここまで出来るよね…疲れないの…?w」
人をいじめて楽しんでるんじゃねぇの
「楽しいからするんじゃないのぉ〜??」
はぁ、胃が痛い。
胃薬もらっとけばよかったか???
後悔しても遅いか…早く行こ。
「君達そこで何を…?????」
あ、やばい、変なふうに見られる。
「僕達はぁ、掃除をし…………へ…??????」
……なんで??
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