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なんか普通
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なんか今人に触れられてる……冷たい…
きもち………おっきぃ手だなこいつ…なんか安心…
「ふふ……」
は????
「……な…なせ???」
まっ、えっ??俺こいつ相手に安心って言った??
安心って思った??はっ??ありえないありえないありえない!!!!
だってこいつは殺人鬼で変態で変人でサイコパスで…
……ちょっと俺やばい??
っていうか俺めっちゃ堅苦しいスーツはいてるんだけど
朝からなんでスーツはかされてんだよ。
「ほら、仕事だよ。」
嗚呼、そういうことね……なんか納得するあたり
俺無茶苦茶やばいやつ。
俺の性格も全然変わったし、まぁ別に冷静じゃなくても
生きていけるし暴言吐かなくても生きていけるし
俺を好きな人が減るだけだしまあいいまあいい。
…良くないけど。
「それと太もものタトゥー気に食わない。」
……付け足されたところのことか。
こいつウザいな。いいじゃねぇか俺の勝手で。
「後、コルセットピアスに紐通した。」
それはいいのかよ。
耳のピアスとかはこいつに開けられたって言ってた
からなぁ…まぁどうでもいいけど。
コルセットは俺の気分。
「バーコード以外にもまたタトゥー増やす??」
俺が喋らなかったのが気に食わなかったのか
耳引っ張られてる。
力強いからやめて欲しい。
「増やさねぇ。」
これ以上はマジで増やしたくねぇ。
「ふーん……っていうか、ずっと前から思ってたんだけど…お前下の毛も白いよな。」
そら地毛白っぽい金髪だからな。まぁもう
これって白でいいんじゃねみたいなやつだしな
「地毛白だしな」
なんかつまんなそうな顔してるし。
「昔みたいになぁせでいいよ。」
は???
「名前。」
俺こいつのことなぁせってよんでたの???
どういうネーミングセンスだよ疑うわ。
っていうか何気こいつを受け止めてる俺
むかつく。
「ほら行くよ、wolf」
あ、体が重かったのはスーツだけじゃなかったらし
拳銃そこら辺につけられてんじゃん。
ナイフも。
こいつ準備いいな。
「ほら、ついたよ。」
なんかうーん…昨日は金持ちっぽいやつら
だったけど今日は普通なやつってなワケ??
なんか無言で写真渡されたんだけど…こいつってことかよ
理由は聞かねぇけど。
609…か、なら隣の屋上から狙った方がいいな、
でっかい拳銃を持ってと………
「んしょ………」
なぁせはここでまつのかよ???
……さらって呼んでるあたり俺むかつく。
「確実に殺しなよ。」
わかってるって……いちいちむかつく。
まぁそんなこんなで屋上にはついたけど……
609の窓際に椅子置くなんて無防備だな。
いつ殺されてもおかしくねえんじゃねえの。
まあ、命狙われてるなんて思ってもねえ
やつなのか???
どうでもいいけど。
こいつが動かねえうちに頭ぶち抜くか………
【 カチッ… 】
ok…
「Good night.」
【 カチッバンッッッパリンッッッッ 】
よし、瞬殺……これで何も言わねぇだろ。
証拠も……残しては無い。
普通に人殺してるあたり俺も相当やべぇな
あいつらになんて言われるんだろ。
まぁ助けなんて来ないか。
俺は一生殺し屋として生きてくのか………
やだなぁ…
さっさと迎えに来いよバカ。
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