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心弛 Ⅳ〜side佑吾〜
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「…ゆ…ご…」
「大丈夫か⁇ そろそろ…薬…」
空イキする様になってしまった創の頬を撫でるも
薄い反応に サイドテーブルに載せていたケースを取り
一錠口に含むと 水と一緒に流し込んだ
コクリと飲み込む音に唇を離すと
口の端から水が流れ落ちているのが見えて
舌でそれを舐め上げた
「…ゆうごぉ」
細い腰を揺らして 強請る様な目を向けられれば
無意識に喉が ゴクリと鳴る
「…創…可愛い…」
本日五個目の避妊具を開封すると
愛液が溢れる創の蕾に ゆっくりと侵入した
「…あ…あ…」
創の中は 俺を離さないとでも言う様に吸い付いてきて
直ぐに持って行かれそうだった
「…ゆう…ご…すき…すき…」
「…ん…俺も好きだよ…」
そう言って 汗で髪が張り付いた額に触れると
創は すごく綺麗に笑った
情けないかもしれないけど
やっぱりこの瞬間が 一番 創は俺のモノだって思えて安心する
「…ゆうご…ぼく…また…イッ…ちゃ…」
「…うん…俺も…少し激しくして平気…⁇」
「…う…ん……あああ‼︎」
白い腰を掴んで 奥の壁をガンガン突くと
創は直ぐに 身体を大きく跳ねさせ
脚がピクピクと痙攣を始めていた
その瞬間の締め付けに呼応する様に
俺もドクドクと 欲望の塊を吐き出した
「…創…大丈夫か⁇」
「…ん」
当然ながら ボーッとしている創の頭を撫で
瞼にキスを落とした
「水飲める…⁇」
「…うん……のむ…」
先程と同様に 口移しで飲ませると
青い瞳は 半分以上閉じていて
そのまま寝付ける様に 背中をトントンと叩いた
数分も経たない内に創から規則正しい寝息が聞こえ出して
俺は ゆっくり体を起こした
創の体を綺麗にした後
そっと部屋のドアを閉め 小さく息を吐き出すと
自室へと向かった
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